綿菓子づくり
兵庫県立洲本高等学校
物理部
●どんな実験なの?
綿菓子は、砂糖が綿状に固まったお菓子です。ちょっとした装置で作れるのです! 空き缶の中のザラメを融かし、モーターで回転させて遠心力で小さな孔から糸状にして飛ばして作ります。ザラメが融けていく様子や穴から勢いよく飛び出してくる様子がよく見えます。
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●実験のしかたとコツ
材料は?
アルミ缶(1個)、自転車のスポーク(1本)、自転車の虫ゴム(1本)、接着剤、セロファンテープ、モーター(1個)、乾電池(単一2個)、画びょう、くぎ、アルコールランプ、ザラメ
作ってみよう
1.アルミ缶の内側をコーティングしている樹脂が綿菓子に混ざらないようにはがします。濃硫酸につけたらはがれてくるので、その後水でよく洗って下さい。
●気をつけよう!
濃硫酸は危険なので学校の先生に扱ってもらおう!
2.アルミ缶の底から1/3程度の所に画びょうで穴をあけましよう。
3.アルミ缶の上と底にスポークを通す穴をくぎであけ、スポークを通し固定する。穴はスポークが通るぎりぎりの大きさにする。
4.モーターの先にセロファンテープと虫ゴムを使い、スポークをつなげる。
5.モーターに電池を2個つなぎます。
(モーターを回してぶれないようにする)
これで綿菓子製造器の出来上がり!
ザラメをアルミ缶の中に入れ、アルコールランプにかざし、融けてきたらモーターを回します。穴から綿菓子が出てくるので、割りばしに巻き付けて食べよう。
●もっとくわしく知るために
(杜) 日本理科教育振興協会のホームページ
http://www.vinet.or.jp/japse/index.htm
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