(1) | さじ (5〜6mmのガラス棒から) |
@ | ガラス棒の先端を強熱し、丸く肉をめる。 |
A | 焼いた部分を素焼板2枚ではさんで平たく押しつぶし、柄を少し曲げる。 |
B | 細工した部分を形がくずれない程度に弱い炎で熱し、ひずみを除去する。ガラス棒の他端は加熱して丸めておく。 |
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(2) | キャピラリー・簡易スポイト |
@ | ガラス管(外径6〜8mm・全長15cmくらいのものが使いやすい)の一部をクルクル回しながらある程度幅広く熱する。 | |
A | ガラス管がオレンジ色になり、フャーとしてきたら炎の外に出して両方からひっぱる。 注1 炎の中でひっぱるときれいに伸ばせない。 注2 あまり引き伸ばしすぎるとガラス管の厚みが薄くなるので注意が必要。 | |
B | よくさまして細い部分をヤスリまたはアンプルカッターで切る。 注3 先端はなめすと穴がふさっがてしまうこともあるのでどちらでもよい。できあがったキャピラリーは生物実験のペーパークロマトグラフィーに使用すると便利。 | |
C | さらに上部の切り口を熱し、赤い炎になれば耐熱板(金属板)に軽く押しつけ引っかかりを作る。1ミリリットル用の駒込ピペットゴム帽をつけると簡易スポイトができる。滴下用のスポイトとして使用すると便利。 |
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