ガラス細工とガラス器具の補修 |
1 ガラスの種類 |
化学実験に使われているガラスは次の4種に大別できる。 |
種 類 | 軟化点 | 耐熱性 | 切り口の色 | 細工後のひずみ |
軟質または並 | 低 | 弱 | 緑 | 大 |
硬質2級(硬質) | | | | | 黄 | ↓ |
硬質1級(パイレックス) | | | | | 淡 黄 | 小 |
↓ | ↓ | |||
石英(シリカ) | 高 | 強 | 無 色 | な し |
2 用具 |
(1) | 足踏みふいご(空気ためがあると便利) | |
(2) | ガラス細工用バ−ナ− | ![]() |
(日常の補修、簡単なスポイト作り程度のガラス細工には普段使っているブンゼンバーナーまたはテクルバ−ナ−で十分使用できる) | ||
テクルバーナーに穴を開けて空気の量を多くし火力を強めたものを作ると非常に使いやすい。 広い範囲で加熱するためには魚尾があれば便利である。 |
(3) | ガラス細工道具 |
素焼板、刃ヤスリ、ピンセット、ガラス管切り、その他(ガラスくずいれ等) |