[目的] | 水星の軌道を作図し、ケプラーの3法則を理解する。 |
[準備] | 分度器 三角定規 ものさし コンパス 方眼紙 |
[操作] | 観測のデータを利用して軌道を作図し、ケプラーの3法則が成り立つことを確認する。 |
[留意点・工夫点] |
○ | 地球の公転軌道は離心率が非常に小さい(0.0167)ので、地球の公転軌道を円として表し、その中心を太陽とする。(地球の軌道の半径を半径5cmの円とすると作図しやすい) |
○ | 作図した線に内接するようになめらかな曲線で結ぶ(公転軌道)。この時、凹凸になったり、多角形になったりしないように注意する。 |
○ | 水星や金星のような内惑星は最大離角のデータで、火星のような外惑星の場合は、衝(地球から見て太陽と反対の方向にきた時)の日のデータで軌道を作図してもよい。 |
○ | 第二法則(面積速度一定の法則)を確認するとき、各観測点から隣の観測点まで移動したときにできる扇形の面積を測定し、それを移動に要した日数で割れば1日当たりの面積速度を求めることができる。この扇形の面積を求めるには、方眼紙のマス目を数えるとよい。 |