33.その他の実験 |
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[実験名] | 環境変異 |
[目的] | 同一の遺伝子を持った固体でも環境の影響により形質に差異のできることを 確かめる。 |
[主な操作や材料] |
| キクを用い、がく片・舌状・筒状花の数を調べて、環境変異の様子を考える。多くのデータを収集し、その解析の方法を知る。
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[実験名] | 皮膚感覚 |
[目的] | 体表に存在する感覚点の分布を調べる。 |
[主な操作や材料] |
| 体表には刺激を受容する感覚点が存在する。そのうち、痛点・温点・冷点は皮膚にどのように分布しているか調べてみる。 |
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[実験名] | 昆虫の変態とホルモン |
[目的] | 昆虫の変態とホルモンの関係を確認する。 |
[主な操作や材料] |
| サシムシ(川釣り用のえさ)や蚕の身体の一部を糸で縛る。後日観察し、変態を促す物質はどの付近から分泌されるのかを調べる。 |
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[実験名] | 他感反応 |
[目的] | 植物の他感作用(アレロパシ)を調べる。 |
[主な操作や材料] |
| セイタカアワダチソウの抽出物が大根種子の発芽に与える影響を発根数と根の長さを測り、成長の様子を調べる。 |
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[実験名] | アサガオの花芽形成 |
[目的] | 花芽形成における短日処理の影響を調べて、光周性を確認する。 |
[主な操作や材料] |
| アサガオの種子を蒔き発芽後、短日処理を行う。その後、花芽形成日を確認し、光周性を確かめる。 |
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[実験名] | 標識再捕法モデル |
[目的] | 標識再捕法により個体群の大きさを測定することを学ぶ。 |
[主な操作や材料] |
| 美術用タイル等色の違う同質のものを使い、個体群の中から標識をつけて放した固体が再捕獲される数を記録する。 |
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[実験名] | 植物群落調査 |
[目的] | 植物群落と踏みつけの関係を調べる。 |
[主な操作や材料] |
| 植物群落で1uの方形区を作り 、生育する植物名を調べ、踏みつけの状態によって植物群落に違いがあるか調べる。選択授業や部活動に適している。 |
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[実験名] | 土壌生物と土壌環境要因 |
[目的] | 土壌動物相とその生息環境との関係を調べる。 |
[主な操作や材料] |
| 紙コップを地面に埋めておき、土はサンプルとして持ち帰る。pH、含水量、有機物量を測定する。翌日、紙コップを回収し、捕獲された土壌動物と環境との関係を調べる。ペットボトルで簡易にできる方法もある。 |
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[実験名] | コアセルベートの生成と観察 |
[目的] | 生物の出現に関係があるとされるコアセルベートを作る。 |
[主な操作や材料] |
| ゼラ チンとアラビアゴムの水溶液を混ぜ、コアセルベートを作り、顕微鏡で観察する。 |
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[実験名] | 骨格標本の作成 |
[目的] | 進化の証拠として重要な相同関係を比較する。 |
[主な操作や材料] |
| 鳥の手羽先で骨格標本を作製し、人間の骨格との相同関係をみる。 |
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[実験名] | 環境と個体群の変動 |
[目的] | ある環境で個体群の変動を測定し、環境収容力を推定する。 |
[主な操作や材料] |
| 液体肥料を入れたシャーレの中に浮き草を入れて培養し、経過日数と増殖率の関係をみる。 |
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[実験名] | 生態系の物質循環 |
[目的] | 生態系を構成する生物要因の1つである分解者の働きを知り、生態系内で物質循環に果たす役割を理解する。 |
[主な操作や材料] |
| 有機物量の異なる土壌に一定量のデンプン液を染み込ませ、分解者の働きによるデンプンの消失量をヨウ素デンプン反応で時間を追って調べる。 |
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[実験名] | 学習行動 |
[目的] | 学習行動を産まれたての魚を使い、条件付けによって確認する。 |
[主な操作や材料] |
| 条件刺激の餌の誘導によって無条件刺激の輪を通過させ、魚に輪をくぐらせれば、餌がもらえるという条件付けを行う(パブロフ型)。無条件刺激の輪を魚に提示し、輪に興味を持った魚が偶然、輪を通過した時に餌を与え、条件付けを行う(スキナー型)。両者行い、学習行動を観察する。 |
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[実験名] | 形質と遺伝 |
[目的] | 苦味の味覚を調べ、家系調査や統計的な扱いによって遺伝性を考える。 |
[主な操作や材料] |
| PTC試験紙を用い、苦味を感じるかどうかを調べる。この時、苦味を感じるかどうかは個人差であり、人の欠陥でないことを充分説明する。 |
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[実験名] | ウミホタルの発光 |
[目的] | 生体エネルギーが光エネルギーに変換される過程を実験・観察し、発生の仕組みを考える。 |
[主な操作や材料] |
| 乾燥ウミホタルを乳鉢ですりつぶし、水と熱水を加える。ウミホタルの発光が酵素反応によることを確かめる。 |
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[実験名] | 植物の生活環 |
[目的] | 私たちが普段見るコケの植物体は、配偶体(n)であり、シダの植物体は、胞子体(2n)であることを学び、それぞれの世代を観察する。 |
[主な操作や材料] |
| シダ植物の胞子のう、胞子を観察する。発芽させて配偶体(前葉体)も観察できる。コケ植物の胞子体、雌・雄配偶体を観察する。 |
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