21.遺伝の法則

[目的]遺伝の法則をモデルを使って確かめる。
[器具・材料]
 タイル(またはカード)
ピーターコーン等
[準備および操作]
A.一遺伝子雑種の例
 雌雄の封筒に一対の対立形質を示すタイル(カード)を同数ずつ入れ、よく混ぜてから同時に取り出し 、形質の出現回数を記録する。
B.二遺伝子雑種の例
 雌雄それぞれで、2対の対立形質(Aとa、Bとb)を示すタイル(カード)を同数ずつ封筒 に入れ、同性の封筒を2つ作る。4人で一斉にそれぞれの形質を取り出し、出現回数を記録する。
 4人で持つタイルの例
手に持つタイルaの人bの人cの人dの人
青(A)4枚
赤(a)4枚
黄(B)4枚
緑(b)4枚
青(A)4枚
赤(a)4枚
黄(B)4枚
緑(b)4枚
役 割雄♂雌♀
種子の形の遺伝子をもつ子葉の色の遺伝子をもつ種子の形の遺伝子をもつ子葉の色の遺伝子をもつ
C.キセニアの例
 ピーターコーンの種子の色を区別し、数える。
[留意点・工夫点]
タイルは美術(手芸)用のセラミックアートモザイコなどが大きさ、重さが均一で、色数も多い。
トウモロコシにラップを巻いてマジックで印をつけると数がかぞえやすい。また2重にラップを巻くと目印をつけたラップを取り替えやすくなる。(但し、ラップを巻くのに手間がかかるので時間に注意)
生のものを購入し、茹でてラップに包んで冷凍保存したものは、軽く解凍して繰り返し使用できる。
茹でてパックされているものは、年間を通じて市販されている。