[目的] | 植物細胞のプロトプラスト(植物細胞の細胞壁を取り除いた姿)を作り、細胞融合させる。 |
[器具・材料] |
| エッペンドルフチューブ パスツールピペット 温度計 アスピレーター 植物材料(アロエ パプリカ 紫キャベツ ほうれん草 サニーレタス チンゲン菜等) 酵素液 PEG液 |
[準備および操作] |
1) | プロトプラストの作製 |
@ | 材料をよく洗い、表皮や果皮を3o角に切り、エッペンドルフチューブに酵素液と共に入れ、アスピレーターで吸引する。その後、30℃の湯につけ5分ごとにチューブを手で、軽く振りながら30分間反応させる。 |
A | チューブを強く振り、数分間静置する。 |
B | 液を1滴、スライドガラスに落とし、顕微鏡で観察する。 |
2) | 細胞融合 |
@ | スライドガラスの中央に融合させる2種類のプロトプラストを1滴ずつ置き、2つの試料をよく混ぜる。周辺4カ所に、PEG液を置く。 |
A | 糸を引くようにPEG液と、プロトプラスト液を静かに混合する。 |
B | 低倍率で接着・融合細胞をさがして、観察する。細胞融合を確認出来ない場合、PEG液を追加する 。 |