[留意点・工夫点] |
☆ | 飽和炭化水素アルカン(一般式CnH2n+2メタン系炭化水素)としてヘキサン、不飽和炭化水素アルキン(一般式CnH2n-2アセチレン系炭化水素)としてアセチレンを取り上げ、それぞれの化学的性質を比べることもできる。 |
☆ | エタノールの中に硫酸を入れる際は、駒込ピペットで一滴ずつ加える。この時、発熱するので、水の入ったビーカーの中で冷やしながら行うとよい。 |
☆ | ヘキサンは光を当てると、置換反応が起こり臭素の色が消えることを確かめる。 |
☆ | 酸性にする過マンガン酸カリウムの硫酸は少量でよい。(<参照>「酸化還元反応」) |
★ | アセチレンの発生はふたまた試験管でも、簡単に出来る。 |
★ | 気体発生させる試験管は乾燥したものを使用する。 |
★ | 捕集が終わったら、ガラス管の先を水槽から出し、しばらく加熱した後ガスを切ること。(水の逆流でガラスが割れないようにするため) |
★ | 捕集した試験管の最初の1本は空気が混じっているので、使用しない。 |
★ | 水酸化ナトリウム加熱後の試験管は再使用できない。 |
★ | マッチを近づける時は横からする。 |
★ | 燃焼させたガスの試験管は口が熱くなるので注意する。 |
★ | 大量のアセチレンを取る場合は、ポリ瓶のふたに穴を二つ開け、容器の口の所に鉛を巻きおもりとし、ポリ瓶に水、ふたに炭化カルシウムを一つ入れ、水槽に逆さまに、おくとガスが発生し下におくと止まるので、便利である。 |