[留意点・工夫点] |
☆ | 亜鉛は新しいと反応しにくいので、一度反応させたものを再使用する。実験終了後再び回収する。 |
☆ | 沈殿、溶解が少量で変化するため、水酸化ナトリウム水溶液、アンモニア水は沈殿ができるのを見 逃さないように滴下する。また硫酸亜鉛、硫酸アルミニウムは水酸化ナトリウムを過剰に加えると、白 色沈殿が溶け無色透明の錯イオン溶液になる。 |
☆ | 硫化ナトリウム水溶液の代わりに硫化アンモニウム水溶液の使用も可能である。
ただし硫化アンモニウム水溶液は出来るだけ薄い方がよい。 |
☆ | 硫化ナトリウム水溶液の代わりに硫化水素(気体)や硫化水素水の使用も可能である。ただしドラフト内で使用する。 |
★ | アルミ箔と水酸化ナトリウムの反応が遅いときは、少し加熱するとよい。 |
★ | アルミ箔はアルミ缶で代用できる。ジュースやビールの缶のコーテイングを濃硫酸につけて除去し てから使う。あまり一度にたくさんつけると、刺激臭が発生するので注意する。少し金属面が出ればよ いので、サンドペーパーで磨いてもよい。 |