[留意点・工夫点] |
☆ | 抵抗は20〔Ω〕、コンデンサーは電気容量220〔μF〕が適当である。 |
☆ | 徐々に高くする電圧は2.0〔V〕、4.0〔V〕、6.0〔V〕、8.0〔V〕、10.0〔V〕がよい。 |
☆ | 3の実験で加える電圧は、10〔V〕が適当である。 |
☆ | 電圧は100〔V〕程度の大きい方がグラフが0点付近を通り、誤差が少ないが、これでは抵抗が焼き切れる。10〜30〔V〕程度が適当である。 |
☆ | すべり抵抗器はコイルが内蔵されているので、抵抗として使ってはいけない。 |
☆ | 抵抗・コイル・コンデンサーの抵抗に当たるものができるだけ同じΩになるようにすると測定しやすい。 |
☆ | 電圧計の代わりにオシロスコープを使うと、位相のずれも見ることができる。 |
☆ | インピ−ダンスZ〔Ω〕とは交流回路全体の抵抗に相当するもの、リアクタンスR〔Ω〕とは交流回路でのコンデンサーやコイルなどの個別の抵抗に相当するものである。 |
☆ | 電気容量C〔F〕のコンデンサーの容量リアクタンスRC〔Ω〕は、 |
|  ( f は周波数で関西は60〔Hz〕、関東は50〔Hz〕) |
☆ | コイルには直流分の抵抗 r 〔Ω〕と交流分の抵抗(誘導リアクタンスRL〔Ω〕)が重なっており、 RL=2π f L |
| コイルを含む交流回路のインピーダンス ZL〔Ω〕は |
|  (Lはコイルの自己インダクタンス) |
| 自己インダクタンスL〔H〕は、コイルの誘導リアクタンスRL〔Ω〕の測定値より、 |
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☆ | R〔Ω〕の抵抗と電気容量C〔F〕のコンデンサーの直列回路ではインピ−ダンス ZRCは |
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☆ | 抵抗+コンデンサーの電圧VRCは抵抗の電圧VRとコンデンサーの電圧VCで表すと |
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