1) | 温度を徐々に変化させて空気柱の長さLを読みとる。 |
2) | 空気中の長さLと絶対温度Tの関係をグラフにし、L/Tが一定であることを確かめる。 |
[留意点・工夫点] |
☆ | 空気柱の長さLは、空気柱の内径が一定なので空気柱の体積Vと比例する。 求めた値がL/T=一定ならば、V/T=一定というシャルルの法則が導かれたことになる。 |
☆ | 水銀が落ちるので開放管を下にして急に動かさない。 |
☆ | 空気柱の温度が一様になるように必ず水銀柱が水中に没するようにする。 |
☆ | 水の量は多いほうが、測定中に温度の変動が小さく、測定誤差が出にくい。 |
☆ | ガラス管は、薄い方が素早く熱を伝えるので、水温と空気柱の温度がすぐに等しくなる。 |
☆ | bで水温の低下が遅くなったときは、一部を冷水と入れ替えたり、氷を加えたりするとよい。 |
☆ | 水銀のかわりに流動パラフィンでもメルデ管を作ることもできる。 |