14.単振り子による重力加速度の測定

[目的]単振り子の周期Tが、糸の長さをLとした時、で表されることを調べる。
  また、逆にこの式から g を測定する。
[準備]スタンド おもり 糸 指標(まち針) 目印の厚紙 ストップウォッチ
[操作]
1)糸の長さを変える・振動の回数が一定の場合
2)糸の長さ一定・振動の回数を変える場合
[留意点・工夫点]
スタンドに振り子を取り付ける場合、支点をそろえるために2枚の木片をそろえて使ったり、クリップで糸をはさみ、スタンドに固定するとよい。
振り子の長さを測るとき、支点からおもりの中心まで測定する。
おもりの付け根に糸を結んで引いて静止させ、静かに離すとまっすぐに振動させることができる。
振り子のゆれが一定になってから時間を計る。その時、指標と厚紙に書いた目印マークを結んだ線を基準とし時間を計るとより正確に計測できる。
振り子の長さは、実験後再度測るとより正確である。
まち針を固定する際、消しゴムを使うと便利。
天井からおもりをつるす方法は、糸がより長く取れるので正確な値が得られる。