13.ばね振り子の周期の測定

[目的]つるまきばねについてフックの法則を確認し、ばね定数kを求める。また、質量m〔s〕
 のおもりをつるして上下に振らせたとき、周期T〔s〕を測定しで表せる
 ことを確かめる。
[準備]ばね おもり ストップウオッチ ものさし 天秤
[操作]
1)おもりを増やしていき、ばねの伸びx〔m〕よりばね定数を測定し、Tを求める。
@ ばねの自然長のときの下端位置・・LA おもりをつるしたときのばねの
  下端位置・・L   x=L−L
B 測定したk、mをに代入し、Tを求める。
2)ばね振り子の周期Tの測定
   10回の振動に要した時間より周期Tを測定。
[留意点・工夫点]
ばねの伸びには限界があり、それを超えると復元しないので無理に伸ばさない。
購入したばかりの未使用のばねは、ばねの部分が密になっているのでくっつかないように少し伸ばす。
ばねの下端を見通す視線が、ものさしに垂直になるようにして目盛りを読む。目盛り付鏡であれば、鏡の像と実物が重なる位置で目盛りを読む。ジョリーのばねばかりを用いるとよい。
おもりがつりあった位置の背後に、白紙に水平線を引いたものを貼り、通り過ぎるごとに数えるとよい。