| 3) | 操作bは、木片Bで斜面を作り滑り始めるときの傾斜角θ0を分度器で測定し、静止摩擦係数を求める。 | 
|  | 静止摩擦係数 μ=tanθ0 | 
| [留意点・工夫点] | 
| ☆ | 糸が板と水平になるように、滑車の高さを調整する。 | 
| ☆ | ばねばかりは測定ごとに調整する。 | 
| ☆ | 木片は、糸を結べるようにフックを取りつける。 | 
| ☆ | スタート線を決め、毎回同じ場所から木片を動かすこと。 | 
| ☆ | 同じ状態で行っているつもりでも測定誤差が生じるので、必ず数回行う。 | 
| ☆ | ニュートンばねばかりを使うと木片を水平に引っぱることができる。 | 
| ☆ | 分度器を拡大コピーし厚紙に張り付け、それを直接板に付けて角度を測定することもできる。 | 
| ☆ | ばねばかりを使わずに下向きに分銅皿を取り付け、おもりを増やしていって最大摩擦力を求める方法もある。 | 
| ☆ | 木片が、動き出す瞬間のばねばかりの数値は、最大摩擦力を示し、一定の速さで動いているときの数値は、動摩擦力を示している。 |