b.力のモーメントのつりあい |
[目的] | 回転軸のまわりで回転する物体を用いて、力のモーメントのつりあいを調べる。 |
[準備] | ばねばかり 細い棒(中心に回転軸の小穴をあけたもの) おもり ものさし 滑車 |
[操作] |
1) | 平面上で3本のばねばかりに平行な力を加えてつり合わせる。 |
2) | 左右の腕の長さやおもりの数を変えて水平に保つようにする。 |
3) | 回転軸から等距離の位置の一方の糸を少し長くし、滑車を通しておもりをつるしてつりあわせ、つりあうときの棒と糸のなす角度θを測る。 |
[留意点・工夫点] |
☆ | 左右の腕におもりをつり下げないとき、棒は常に水平の状態で静止することを確かめる。 |
☆ | おもりを自由に動かせるように工夫する。 |
c.重心 |
[目的] | 重心の位置を求める。 |
[準備] | 厚紙 ものさし |
[操作] | 各辺の中線の交点Gが、△ABCの重心であることを確認する。 |
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[留意点・工夫点] |
☆ | 点Gをシャープペンシルの芯の先で、紙が破れない程度に突き、凹部を作ってから点Gをシャープペンシルの芯の先で紙を支えるとよい。 |
☆ | 四角形の場合 |
| 四角形ABCDの重心は、△ABCの重心g1と△ACDの重心g2とを結ぶ線分と、△ABDの重心g3と△BCDの重心g4とを結ぶ線分との交点Gである。点Gをシャープペンシルの芯の先で支えてつりあうことを確かめる。 |
☆ | 不定形の場合 |
| 物体の重心は、点A、Bそれぞれを通る鉛直線の交点が重心である。 |