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兵庫県立歴史博物館 館長 藪田 貫
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この夏、写真や水彩画・フィルムで「むかし」を回想する 2015年8月15日 |
30度を超える残暑が続いていますが、この時期、県内あちらこちらで写真や絵画による回想展が開催されています。たつの市御津町の室津海駅館では企画展「室津回顧」、淡路市のサンシャインホールでは「ふるさとの原風景」、姫路市立美術館では「懐かしい風景展」、そしてレキハクでは特別企画展「姫路今むかしpartU」といったように。
猛暑の夏に、地域の景観や暮らしを振り返る試みがされるには、家族連れでの見学が多いことに示されるように、夏休み中であるという事情が大きな要因でしょうが、もうひとつは「戦後70年」、8月15日の終戦という歴史があります。空襲や学童疎開の体験者が大きく減少しても、その歴史の重みは変わりません。
展示写真パネルの中には、希望者がリクエストした写真が抽選でプレゼントされる、というおまけがあります。
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わたしがもしリクエストするなら、昭和41年〜47年の間、姫路にモノレールが走っていた―という写真です。
*添付の写真は特別に許可を得て撮影したものです。