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兵庫県立歴史博物館 館長 藪田 貫
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歴史博物館と姫路城 1 2014年4月17日 |
4月1日の辞令交付後、週に2度、博物館に来ています。自宅も勤務地もある大阪がせせこましい所だけに、姫路駅に着き、北2番のバス乗り場に向かう時点から、道の広さ、空の広さに圧倒されます。博物館に着くと、姫山公園の桜が迎え、遙かに修復工事用の覆いが取れ始めた姫路城の大天守が望めるなど、目の保養に来ているのではないかと思われるくらいに周りの景色に見とれています。これが歴史博物館の第一印象だ、というのが偽らさる心境です。
さて、館の内部ですが、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にちなむ特別展を開催中で、連日、たくさんの観覧者を迎えています。4月8日(火)には昼前に1万人目の来館者を迎え、記念品の贈呈を行いました。NHKと神戸新聞の取材がありましたが、さすがにマスコミの威力は大きく、その日の夜と翌日はメールが相次ぎました。両社の取材が、歴史博物館長就任の挨拶代わりとなったようです。
これからどうぞよろしくお願い申し上げます。