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兵庫県立歴史博物館 館長 端 信行
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れきはく30周年、気持ちをあらたに 2013年10月15日 |
この3連休のはじまりとともに、れきはく30周年を記念すべき特別展がはじまりました。前日の12日午後に開催した記念式および特別展開会式には、たくさんの方がたにご参集いただいて盛大に催すことができました。皆さまにはこころより御礼申します。
30周年を記念する特別展は、やはりれきはくはその膝元にあって30年やってきたわけですから、姫路城しかないだろうということで『名城ふたたび/ようこそ姫路城』と、頭から足の先まで姫路城という展覧会になりました。是非ともご来館いただいて、姫路城の魅力をたっぷりとご鑑賞ください。担当者の解説を聞くとなお面白さが倍増しますので、予定を確かめてお越しください。お待ちしています。
また30周年を迎えて、将来に向けていくつかの課題も検討していますが、人間に例えると30歳というのはもう立派な成人ということです。しかし博物館の仕事にはこれがゴール、これで完成ということはないので、やはりこれまでの蓄積を十分に活かして、県民の皆さまに一人でも多く、れきはくを楽しんでもらえるよう、将来に向かって努力するしかないと思います。これからも館員一同、知恵をつくして県民の皆さまにご満足いただけるよう頑張りますので、今後とも大いにれきはくを応援してください。