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館長室へようこそ!

兵庫県立歴史博物館
館長 端 信行
【プロフィール】
 私は2002年から、兵庫県立歴史博物館で館長をつとめています。
 大阪府に生まれました。専門は文化人類学と比較文明論です。京都大学文学部を経て、1974年に国立民族学博物館助教授となり、1992年からは同館の教授を、2001〜2007年には、京都橘大学で教授をつとめました。
 
 ※端館長は2014年3月末日に退任し、現在は名誉館長です。このページは過去ページを表示しています。
【「館長室へようこそ」について】
 「館長室へようこそ」では、歴史博物館に関する話題や、兵庫県の歴史・文化のニュース、私が折に触れて感じたことなどを、皆さんにお伝えしたいと思っています。「歴史ステーション」にお越しになった時に、気楽に立ち寄って、おくつろぎ下さい。  みなさんのお便りなども、お待ちしています。
あて先 : Rekishihakubutsu@pref.hyogo.lg.jp
 

  移りゆく、夏から秋へ 2012年9月15日

 節電、節電と唱えられた夏も終わり、ようやく朝夕に涼しさが感じられるようになりましたが、皆様は夏ばてもなくお元気にお過ごしでしょうか。朝日新聞の美術評(8月30日)にも取り上げられ、好評開催中の夏季特別企画展『江戸時代のペーパークラフト』も、会期は残り一週間(9月23日まで)となりました。連休期間中は高齢者の方は無料となります。最後の機会をお見逃しなく!

 

 さて夏が過ぎれば、秋です。文化の秋です。本館は来年には開館30周年を迎えますが、この秋の特別展には、プレ30周年記念と銘打って、南北朝内乱期を知略と行動力で生き抜き、播磨守護の地位を確立した父子『赤松円心・則祐』を描いた播磨大歴史絵巻を展覧します。今日の日本も、地方と中央の政治が大きく揺らいでいます。円心・則祐父子と彼らを取りまいた社会のあり方は、今日の時代にも通じるものがあるでしょう。開会は10月13日です。大いにご期待ください。

   
 
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