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兵庫県立歴史博物館 館長 端 信行
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フィギュアからミュージアム・グッズまで 2010年11月15日 |
文化の秋、芸術の秋、そして食欲の秋が、いま真っ盛りですね。
皆さん、もう当館の特別展『フィギュアの系譜―土偶から海洋堂までー』をご覧いただきましたか？ もしも、まだというひとがおられたら、会期中にぜひともご観覧ください。１２月５日（日曜日）まで開催しています。
フィギュアというと、本展に全面的に協力いただいている(株)海洋堂の、フィギュア展開が非常に興味深いですね。ガレージキットからアニメの主人公や美少女フィギュアへと、いわば人形路線を歩んだあとは、伝統的な鋳造法をモデルにした製法で、いろいろな分野へ進出しています。ドラマや海中のジオラマがじつに色鮮やかに再現されていますね。
またわたしたちにも関係のある、貴重で重要な世界の文化財も造られています。これらはミュージアム・グッズとして、博物館をよりいっそう魅力的に楽しませてくれます。
