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館長室へようこそ!

兵庫県立歴史博物館
館長 端 信行
【プロフィール】
 私は2002年から、兵庫県立歴史博物館で館長をつとめています。
 大阪府に生まれました。専門は文化人類学と比較文明論です。京都大学文学部を経て、1974年に国立民族学博物館助教授となり、1992年からは同館の教授を、2001〜2007年には、京都橘大学で教授をつとめました。
 
 ※端館長は2014年3月末日に退任し、現在は名誉館長です。このページは過去ページを表示しています。
【「館長室へようこそ」について】
 「館長室へようこそ」では、歴史博物館に関する話題や、兵庫県の歴史・文化のニュース、私が折に触れて感じたことなどを、皆さんにお伝えしたいと思っています。「歴史ステーション」にお越しになった時に、気楽に立ち寄って、おくつろぎ下さい。  みなさんのお便りなども、お待ちしています。
あて先 : Rekishihakubutsu@pref.hyogo.lg.jp
 

 秋は特別展『フィギュアの系譜』で 2010年9月15日

 極暑、猛暑に覆われた今年の夏もようやく峠を越えたかに思える今日この頃ですが、読者の皆さんはこの夏をいかが過ごされましたか。こころなしか、当館で展示中の世界の仮面たちもぐったりしているように見えましたね。特別企画展『変身 仮面のひみつ』の会期もあと残すところ10日あまりとなりました。めったに見ることができない世界の仮面をお見逃しなく!

 さて当館では秋季の特別展として10月9日(土)から『フィギュアの系譜 土偶から海洋堂まで』を開催します。皆さんご存知のように、現在はキャラクター・ブームですね。 怪獣やマンガ、アニメの主人公からイベントのキャラクターまで、無数の、と言ってよいほどのキャラクターたちが生まれています。このブームを陰で支えてきたのが海洋堂です。

 日本は縄文のむかしからひと型や人形の文化を育んできましたが、その伝統が今日のキャラクター文化を創り出したのです。この秋、当館の展覧会を通して、日本文化の伝統を見直し、現代文化の最先端を味わっていただければ幸いです。


   
 
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