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兵庫県立歴史博物館 館長 端 信行
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巨大クレーン2機と姫路城を眺める 2010年6月15日 |
いよいよ本格的にはじまりましたね。ただでさえ見上げるような姫路城天守閣ですが、その傍に巨大なクレーンが2機すがたを現し、緩やかな動きながら着々と鉄骨を組み上げています。すでに4月からは登城が禁止になっていますが、当館から見る姫路城の日々変化する景観もまた、予想外の面白さを秘めています。皆さんも是非一度お試しください。
さて当館の春季の特別展は好評のうちに終了しました。館内ではすでに夏季の特別企画展の準備がはじまっています。夏季の展覧会は親子シリーズと銘打って、毎年、親子で楽しめる展覧会を企画しているのですが、今年は7月17日(土)からはじまる『変身―仮面のひみつ』という展覧会を企画しています。
昔からお面は子どものおもちゃでしたし、いまも仮面ライダーやアイアンマンなどたくさんの仮面が活躍しています。仮面はとても古い歴史があり、仮面を着けて変身するとスーパーパワー(超能力)を得るという観念は世界中にあるのです。そのような仮面と変身にまつわる展覧会を企画しています。楽しみに待っていて下さい。