![]() |
兵庫県立歴史博物館 館長 端 信行
|
春は「彩り」も華やかに参りましょう 2010年4月15日 |
4月、各学校では新入生が一斉に入学し、職場では新入社員や異動で、身辺何かと華やぐことが多いのではないでしょうか。当館も新しい職員を4名迎えました。館外に目を転じればお城の桜が満開でした。
当館の春のテーマは、春爛漫(らんまん)です。
4月24日(土)からはじまる春の特別展示は、『彩−鶴沢派から応挙まで−』と題する江戸時代に京都で花開いた絵師たちの物語です。この絵師たちの物語の最後を飾るのが、皆さまよくご存じの応挙です。応挙は一体どのようにして誕生したのでしょうか。 華やかでいてじつに端正な絵があふれる屏風や掛け軸。まさに春爛漫にふさわしい展覧会と言えるでしょう。皆さまの観覧をお待ちしています。