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兵庫県立歴史博物館 館長 端 信行
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ふたつの「妖怪もの」企画がスタート 2009年4月15日 |
今日は4月9日。姫路城の周辺の桜が満開です。今年はお天気にも恵まれて、例年より長く桜が楽しめるようです。
当館も新年度がスタートしました。今年度もいろいろな楽しい企画を準備して皆さまをお待ちしております。職員一同、より一層努力をいたしますので、大いにご期待ください。
さて、当館がウェッブ上で公開している『歴史ステーション』に、またひとつ新しい番組が増えました。ひょうごの昔話や神話をもとにしたシリーズの3本目です。このシリーズでは、妖怪にまつわる物語をたくさん紹介しています。16日から一般公開です。
そして今年の春季特別展は、『妖怪天国ニッポン−絵巻からマンガまで−』です。こちらの方は、25日から一般公開がはじまります。いまでは、妖怪ものというと水木しげるさんの作品がまず頭に浮かびますが、日本にはずいぶん昔から妖怪ものが描かれていたようです。昔はどんな妖怪がいたのでしょうか。どうしてそれほど妖怪が誕生したのでしょうか。興味がつきません。
5月10日には、作家の京極夏彦さんの講演も企画されています。「れきはく」の春は「妖怪」からスタートです。お楽しみに。