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兵庫県立歴史博物館 館長 端 信行
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新年は宝船に乗って 2009年1月15日 |
みなさま、新年明けましておめでとうございます。どうか本年も兵庫県立歴史博物館をご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。またみなさまにとって、本年がよい年になりますようお祈りいたします。
また本年も、この「館長室から」のメッセージをよろしくご愛読くださるようお願いいたします。
さて、お正月が済んで、松がとれると、新しい一年が急ぎ足でやってきます。‘早いなあ、もう月半ばだ’とため息まじりの会話がかわされることでしょう。このような感慨を抱く背景には、年末から新年にかけてのさまざまな飾り付けとそのあと始末があるようです。お鏡(餅)、注連飾り、門松などのお正月を彩る飾り物は、節目の日が過ぎると始末しなければなりません。いつまでも飾っておくことができないのです。飾っては引っ込め、飾っては燃やす、これが日本人の一年を彩っているのです。
本館のエントランスを飾った門松もとれました。そして、臨時休館が終わると、新しい特別企画展示が始まります。今年のテーマは『ものと人は船に乗って〜ひょうごの港めぐり』(1月24日から)です。さあ今年も「宝船」とともに元気に船出しましょう。
*臨時休館日:2009年1月13日(火)から1月19日(月)まで