絵図や古記録・古文書等と現地の景観をつきあわせることを通して、現在もなお中世の荘園の面影をしのぶことができる播磨国鵤荘故地(揖保郡太子町・たつの市)を紹介するコンテンツです。
中世から今日まで地域の信仰と生活の核として同じ場所にあり続けている寺社や、古記録からうかがえる中世の荘民の団結・諸活動を紹介しながら、今日も現地に残る条里制の系譜を引く方形の耕地の地割、荘園の境界を示す
示石(ぼうじいし)(平方の投石、兵庫県指定文化財)、中世以来耕地を潤し続けてきている用水路の赤井(あかゆ)などを通して、中世の荘園の姿をご案内しています。
なお、収録している文献・絵図はいずれも斑鳩寺(太子町)の所蔵で、内訳は下記のとおりです。
鵤荘故地 太子町平方の条里地割(2006年10月14日)