今年は新型コロナウイルス感染予防のため、NHK杯全国高校放送コンテストの地区大会も、県大会も、オリンピックの関係で兵庫県で開催予定だった全国大会も、すべて中止になりました。例年夏休みに開催している、校内放送リーダー研修会も中止です。考えてみれば、4月からまともな活動ができていません。
ということで、校内で放送部の研修会を開催しました。1日目午前は新入生中心に朗読・アナウンスの基礎、午後は2年生中心にミキサーやスピーカーの音響機器配線研修。2日目は、お昼の放送の練習を兼ねて、DJの実践練習を行いました。会場は電子科の実習室をお借りしました。2学期の活動に活かしたいと思います。
開催が危ぶまれた総合文化祭放送文化部門も、何とか開催されることになりました。朗読小部門に1年生2名、アナウンス小部門に2年生2名、ラジオ番組小部門(ドキュメント)に1作品をエントリーしました。今年はNHK杯高校放送コンテストが中止になったため、1年生は初めてのコンテストです。結果は、個人部門は全員予選落ちでしたが、ラジオ番組小部門にエントリーしたドキュメント番組「先生はArtなお坊さん!?」が佳作表彰に入りました。2年生女子が初めて取り組んだ番組で表彰をもらうことができ、うれしかったです。終わったらすぐに文化祭があります。表彰を励みに、文化祭もがんばります。
新型コロナウイルス感染予防のため、日程と催し物を大幅に縮小して、小工祭が開催されました。放送部は昨年まで、部屋を借りて展示をしていましたが、今年は渡り廊下にブースを作って、過去に制作した番組のモニター会をしました。放映したのは、昨年の春にKissFMKOBEで放送された、「ハイスクールノオト」に収録時の映像をつけたものをメインに、昨年の兵庫県総合文化祭放送文化部門にエントリーしたディスクジョッキー番組などです。渡り廊下ということで、移動する人がたまに足を止めてくれましたが、ほとんどの人は素通りでした(涙)。
ステージは、オープニングと吹奏楽部、ギター部が体育館、有志のダンスが中庭の特設ステージということで、特設ステージの音響を放送部が担当しました。今年は体育大会が中止になったので、放送部としては初めての本格的なPAとなりました。まだ配線などが覚えられなくて、最初はうまく音が出ませんでしたが、本番では迫力のあるサウンドでダンスを盛り上げることができました。
でも、部員だけで配線ができるかというと、まだまだ不安です。早く配線を覚えて、後輩に教えることができるくらいにまでなりたいと思います。
例年、卒業式の後で開催している卒業生を送る会ですが、今年の卒業式は新型コロナウイルス感染予防のため、3年生だけの開催となりました。在校生は自宅学習ということで、放送室に部員が集まって卒業生を送る会が開催できませんでした。寂しく卒業生に、色紙やお菓子、放送部あるあるのMATCHジュース、ハイスクールノオトに出演した番組や、総合文化祭にエントリーした番組を録音したCDなどを記念に持って帰ってもらいました。初めて表彰状をもらったり、催し物でもいろいろ活躍してくれました。卒業おめでとうございます。
明石高校で開催された、3地区放送フェスティバルに参加しました。本来は2月11日に予定されていましたが、緊急事態宣言のために延期されました。実はこの日も開催できるかどうか危ぶまれていましたが、何とか開催できました。アナウンス部門に4名、朗読部門に6名がエントリーしました。表彰は、あと一歩(同点で惜敗)というところでした。次回のNHKコンテストに期待したいと思います。引き続き午後は、東播磨高校のOB・OGによる研修会がありました。大江先生の「放送部でがんばれば、こういう発表もできるようになる」という言葉に、なるほど・・・。私たちもお昼の放送再開に向けて、がんばります。
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