兵庫県立西神戸高等特別支援学校

学校概要

 兵庫県立西神戸高等特別支援学校は、平成29年4月、神戸市西部・東播磨地域の知的障害特別支援学校の高等部生徒の増加に対応するため、 就労に向けた専門的な職業教育を中心とした知的障害特別支援学校(高等部のみ)として設立されました。

 本県の施策である第2期「ひょうご教育創造プラン」(平成26年3月策定)に基づき、 本県の今後の特別支援教育の充実・発展に向けて策定された「兵庫県特別支援教育第二次推進計画」の趣旨を踏まえ、 めざすべき学校像の具体化に向け、組織的・情熱的な教育実践に取り組んでまいります。

 

教育目標

これらに基づいて、以下の6点に取り組んでまいります。

(1) 知的障害のある生徒の人権を尊重し、自立と社会参加を目指した主体的に生きるための基礎となる人間性や社会性を育てる。

(2) 生徒一人一人のキャリア形成を支援し、就労に必要な基本的知識・技能・態度と働く意欲を育成する。

(3) 豊かな情操を育み、規範意識を育てることにより、生徒一人一人の地域社会に貢献しようとする意欲を醸成する。

(4) 健康で豊かな心と丈夫な体を育てるとともに、自らの命を守るための安全や危機対応を意識する態度を育てる。

(5) 地域や関係機関と連携し立地を活かした特色ある職業教育を主とした学校づくりを推進する。

(6) 特色ある専門性・系統性のある教育課程を編成し、多様な教育実践を実施するために、教員個々の資質の向上を図るとともに、 外部講師等を活用し、校内研究や研修活動を積極的に推進し、学校としての組織的専門性の充実や授業力の向上を図る。

 

沿革

平成28年4月1日
 神戸西部新設高等特別支援学校開設準備室が、兵庫県教育委員会事務局に設置される。

平成29年1月1日
 兵庫県立特別支援学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例(平成28年兵庫県条例第50号)が公布される

平成29年1月1日
 上記条例の施行により、兵庫県立西神戸高等特別支援学校が設置され、半田滋人が初代校長となる。開校準備室が、県立のじぎく特別支援学校の校舎内に設置される。

平成29年4月1日
 神戸市西区押部谷高和1557-1に兵庫県立西神戸高等特別支援学校 開校

平成29年4月12日
 兵庫県立西神戸高等特別支援学校開校式を挙行する。

校訓

校訓

探求 Thinking 「考え抜く力」

行動 Action 「前に踏み出す力」

慈愛 Affection 「思いやりの心」

校章

校章

 西神戸(WEST KOBE)の頭文字を中心に、神戸ワイナリーの主産物である葡萄を配している。葡萄の房は、校訓の一つである慈愛を表しており、生徒が協力し手を携えて成長していく姿を表している。

 校歌


 本校校歌は、兵庫県出身で、阪神淡路大震災時には、被災者コンサートを数多く開催されたり、身体障害者補助犬法施行のための応援歌を制作されたりと、社会的に弱い立場の人々に寄り添い、多くの人々に勇気を与えてこられたフォークデュオ「紙ふうせん」さんに制作していただきました。
 「生きる力を学ぶ」をテーマとして、障害に負けず自らの道を切り開き、生きていかなければならない生徒たちへ、夢と希望がもてる応援歌となっています。