学校長挨拶




 兵庫県立長田高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は大正10年4月にその前身である県立第三神戸中学校が開校して以来、99年の歴史を重ね、来年2020年には創立100周年を迎えます。

 近藤英也初代校長が「神撫(しんぶ)教育」として、「智・徳・体の調和的発達による健全なる人格的基礎の形成」といった教育方針を掲げられてから現在まで、その3つの指針が教職員・生徒に脈々と受け継がれています。

 その一つは、「智・徳・体」のいずれにも偏らず、これを調和統一して発達を目指すこと。二つ目は、どのような人にも恵まれた一芸一才があり、個性を見いだし、個性を伸ばすこと。三つ目は、「学ぶ」ことによって人間としてのあり方を自分で考えることです。

 本校はこれら神撫教育を根幹として、学業はもちろんのこと、行事や部活動にも真摯に取り組み、個性を伸ばし、自主自律の態度と自己教育力を育成する教育の実現に力を注いできました。現在では、文武両道の公立高校として地域社会からも信頼され、県下のみならず、全国的にも「兵庫県に長田高校あり」と評されるところとなっています。

 時代は令和へと移り、国際化・情報化が急速に進む社会で活躍できるグローバルリーダーの育成が求められる中、学校教育を取り巻く状況は大きく変化しつつあります。そのためにも、学校の新たな魅力づくりや、県民の多様なニーズに対応する取組が一層求められています。

 本校におきましては、平成25年度より、魅力ある長田高校づくりへの取組の一環として、新たに文理融合の「人文・数理探究類型」を設置し、伝統ある「神撫教育」の理念に基づきながらも、時代の変化、社会の変化に対応した教育を進め、高い志を持った次世代グローバルリーダーの育成に力を注いでいます。

 「人文・数理探究類型」では、人文・社会科学や自然科学に対する興味・関心と、課題解決能力とコミュニケーション能力の伸長のために、各教科の基礎学習を踏まえて、英語によるコミュニケーション能力を高めながら「探究」活動を通して、科学的思考力・情報発信力・問題解決能力等を一層高める学習活動を行います。さらに、「人文・数理探究類型」のみならず、全生徒への高大・産学連携を軸とした社会のリーダーを育てる教育活動を展開し、地域と日本の明日を創るグローバル人材の育成を目指してまいります。

 これまでの保護者の皆様や同窓会の関係各位のご尽力・ご協力に対し、深く感謝申し上げるとともに、冒頭で申しました来年の創立100周年に向けて、このホームページをご覧の皆様にも、今後も温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


兵庫県立長田高等学校長 中 村 晶 平