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兵庫県立武庫工業高等学校
−学校生活 教育方針−
学校生活



1 学校経営の重点
(1)こころ豊かな人間の育成−「生きる力」の育成を目指して−

@困難を乗り越え、常に希望を持って立ち向かっていける「生きる力」の育成に努め、いきいきとした魅力ある活力に満ちた学校づくりを推進する。
A生命の大切さを認識させ、思いやりの心を育み、震災体験等から学び得たボランティア活動の意義を理解させ、高齢者や障害を持つ人たちに積極的に手を差し伸べる態度を育成する。
B民族や国籍の違いを超えて互いに理解し尊重する態度や異なる文化を持った人々と共に生きていく態度の育成に努める。
C工業教育の一環として資源を大切にする態度を育み、リサイクル活動を実践し、積極的に環境を保護しようとする責任感や態度を育成する。
(2)防災教育の充実  
@ 震災の教訓を生かし、教育活動全体を通じて、計画的・継続的に新たな防災教育に取り組み、緊急時にも適切に対応できる実践的な態度や能力の育成に努める。
A 防災体制を再検討し、「学校防災マニュアル」などを活用して本校独自の防災マニュアルの作成を目指す。
(3)人権教育の推進
@ 生命の大切さ、人権意識、思いやりの心を大切にし、いじめを許さぬ心の育成に努める。
A 「人権教育基本方針」に基づき、生徒が確かな人権意識を身に付け自己実現が図れるよう、人権教育を推進するための全体計画を作成し、計画的、組織的に実施する。
B 共に生きる社会の実現を目指す人権意識を持った生徒を育成する。
(4)生徒の個性を尊重した学習指導の充実 
@新学習指導要領の趣旨を生かし、学習指導と評価の見直しを行うとともに、生徒の能力や個性、生徒の内面の理解に努め、一人一人を生かす学習指導を実践する。
A各教科の教育内容を厳選するとともに、基礎的・基本的な学力の確実な定着を図り、自ら学ぶ意欲や思考力、表現力等の育成を目指す。また、資格取得指導をとおして学習への目的意識を明確にし、学習意欲を高め、成就感が味わえるよう指導する。 
B推薦入学とくくり募集入学の両者の特性を生かし、生徒の個性を尊重した学科選択指導を充実させ、個に応じたガイダンスの充実を図る。
C保護者や地域の人々と連携しながら計画的・継続的な進路指導を実施し、正しい職業観を身に付け、自らの進路決定に向け主体的に行動する生徒を育成する。
(5)教職員としての資質と実践的指導力の向上
@ 教職員自らが課題解決能力や社会の変化に適応する為の知識・技能を身に付けるとともに、新しい発想に立った学校文化の構築を推進する。 
A 変化の激しい社会のニーズに対応した工業教育の充実を目指し、校外での実技研修会への参加や自主的な研修を通じて専門的指導力の向上を図り、指導方法の改善・工夫に努める。
B 適材適所の人員配置に努め、積極的な人材育成と組織の活性化を推進する。
C くくり募集関連学科の連携を強めるとともに、学科、学年の枠組みを超えた学習指導体制と生徒指導体制を整備し、学年主体の指導体制をバックアップする。
D 尼崎地域新高等学校の開設に向け、新たな学校の創造を目指した取組についての研究会や研修会を積極的に行い、個に応じた教育や進路ガイダンス等についての指導力の向上に努める。

2 教科指導および生徒指導(特別活動を含む)の重点
(1)教科指導
@ 教科指導の重点
  (ア)教科指導を通じ勤労観、創造力、応用力、社会性を培い、技術の進歩や社会の変化に
      対応できる能力を育成する。
  (イ)基礎学力の定着に努め、広い一般教養とともに、たくましく健康な心身の育成を図る。
  (ウ)基礎的・基本的な技術・技能の習得および体験的な学習を重視し、達成感や成就感
      を体得できる指導に努める。
  (エ)生徒の個性を重視し、興味・関心に応じた授業形態・指導方法の工夫改善を積極的
      に推進する。
  (オ)課題解決型の学習を各教科に取り入れ、創造性と自ら学ぶ意欲等の育成を図る。
A 各学科の目標
  (ア)機械科
     機械に関する基礎的な技術・技能を習得するとともに、メカトロニクスの時代 に対応し
     た情報技術等の知識を理解させ、広い視野と幅広い知識をもつ実践的な 技術者を育
     成する。
  (イ)設備工業科
     設備工業に関する基礎的な技術・技能を習得し、空気調和・給排水・衛生設備等の計
     画・施工・管理・保全等の業務に従事する実践的な技術者を育成する。
  (ウ)原動機械科
     原動機の設計・製作等の技術や技能に習熟するとともに、自動車および機械全 般の基
     礎技術を習得し、技術の進化に対応できる実践的な技術者を育成する。
  (エ)溶接科
     溶接構造物、機械等の溶接設計・製作法を学び、体験的な学習をとおして、溶接技術お
     よび検査技術等を習得させ、常に新しい技術を習得する目的を持った向 上心旺盛な実
     践的技術者を育成する。
  (オ)電気科
     電気エネルギーの発生・輸送および機器への応用等の電力技術に習熟するとと もに、
     情報化社会に適応するために、電子・情報技術を習得し、社会の変化に即 応できる実
     践的な技術者を育成する。
B 特別非常勤講師の活用
   社会の変化に対応するとともに、生徒の実態に即した分野の民間人材を活用することにより、
   生徒の興味・関心を高め、進路に対する意識の高揚を図る。また同時に専門分野の知識・技
   術の深化を図る。
(2)生徒指導
@ 基本方針
本校の生徒指導方針に基づいて、自律的でかつ協調性があり、常に創造力を発揮し、健康で明朗な人間を育成する。さらに、集団の一員として、社会の秩序やきまりを進んで守る豊かな社会性を持った人間を育成する。
(ア) 生徒一人一人の内面を理解することに努め、多面的な指導により効果を上げる。
(イ) 全教職員が主体的に関わる指導体制を整備し、積極的な生徒指導を推進する。
(ウ) 学校行事等特別活動への積極的な参加をとおして、自主性、協調性および責任感を育成する。
(エ) 家庭・地域社会と連携し、家庭・地域の教育力を活用した生徒指導の一層の推進を図る。
A 生徒指導
  (ア) カウンセリングマインドを身に付けて、人間的なふれあいに基づく生徒指導にあたる。
(イ) 命と人権を大切にする指導を深め、いじめを決して許さぬ心を育成する。
(ウ) 反社会的・非社会的行動の傾向を分析し、問題行動の予防に努める。
B 進路指導
(ア) 人間としての在り方・生き方に関する指導という観点に立って進路指導を推進する。
(イ) 入学時からの進路指導を充実させるため、学年・学科等の連携を密にし、計画 的・継続的な指導を実施する。
(ウ) 生徒一人一人の個性の伸長に努め、生徒の能力と適性に応じた細かな進路指導を推進する。
(エ) 関係諸機関との情報交換を密にし、共通理解のもとに進路指導を推進する。
C 人権教育の推進
(ア) 同和教育の発展的な再構築という観点に立って、全ての人間を尊重する人権感覚豊かな生徒を育てるための人権学習を進める。
(イ) 研修会を定期的に開催し、共通理解を深めながら取組を一層充実させる。
(ウ) 人権教育推進係と進路指導部、各学年との連携を密にして、生徒が将来への夢を持って自己実現が図れるよう、進路指導の推進体制をより一層充実させる。
(エ) 奨学金受給制度の趣旨をより一層理解し、活用できるように努める。
(オ) 在日外国人生徒のアイデンティティの確立を目指した指導を推進する。
D 特別活動
(ア) 積極的な指導と援助により、自主的・実践的にホームルーム活動に参加できるよう努めるとともに、自主的・自発的にボランテイア活動など体験的な活動をとおして地域社会に貢献する。
(イ) 生徒会活動への積極的な参加を勧め、その自主的運営能力の育成に努める。
(ウ) 部活動への積極的な入部と活動内容を充実させ、助け合う心、たくましく豊かな心身、協調性の育成に努める。

3 健康管理に関する指導の重点
生命の尊厳や日常生活における健康の重要性を認識させるとともに、事故防止の徹底 を図り、生涯を通してたくましい体、豊かな心を育てる健康教育の充実に努める。
(1) 生徒の身体的状況を的確に把握し、疾病の早期発見・早期治療の指導を徹底する。
(2) 事故災害の発生に即応できるよう救急体制を整備するとともに、心肺蘇生法その他の救急措置や伝染病・食中毒の予防措置の強化を図る。
(3) 生徒保健委員会活動を活性化させ、生徒の健康問題への関心を高める。
(4) 災害時に状況に応じた行動がとれるよう防災訓練を計画的に実施する。

4 校務分掌 <省略>

5 研究テーマ
(1) 尼崎地域新高等学校についての研究・検討
平成15年度、総合学科の新高等学校開設に向けて、平成13年度発足した開設準備委員会の教育課程、学校生活、進路ガイダンス、施設設備の4部会を統括する新たな分掌として開設準備室を設け、次の4点を中心に研究・検討する。
@新高校の教育課程および教育管理に関すること
A新高等学校の生活指導および特別活動に関すること
B原則履修科目「産業社会と人間」および進路指導計画に関すること
C新高等学校における教育活動展開のための現校舎改修計画および設備利用計画に関すること
(2) キャリアガイダンスの充実
@くくり募集生徒の学科選択・決定のための適切な方法を研究・実践する。
Aインターンシップを含めたキャリアガイダンスの在り方について研究する。
B資格取得・検定合格の組織的な指導方法について研究する。
C工業高校生の大学進学指導について、必要な方策を検討する。
(3) 新教育課程実施に向けた取組
@新教育課程実施に向け、指導内容の厳選を図るとともに、指導方法の改善・工夫について研究する。
A「総合的な学習の時間」の導入及び評価の在り方について研究する。
B 工業所有権をはじめとした「工業技術基礎」の指導内容について研究する。
(4) 教育相談の充実
一人一人の生徒を支援し、夢と希望を失わず、未来に向かって強くたくましく生きていく力を育成するため、教育相談体制の充実を図る。
@カウンセリング室を有効に活用して、精神的な支援を必要とする生徒に対する教育相談の一層の充実を図る。
Aキャンパスカウンセラーと連携を図り、校内研修等を定期的に実施することにより教育相談に対する教職員の理解を深め、教職員一人一人の力量を高めていく。
(5) 新たな生徒指導の在り方についての研究
昨年度に引き続き「高校生心のサポートシステム」の研究指定校として、生徒指導 の在り方を抜本的に見直し、生徒指導部主導型の生徒指導から全教職員が主体的に関 わる生徒指導について研究・実践する。
@ 全教職員の共通理解を図り、組織的な生徒指導体制を構築する。
(ア)生徒指導マニュアルを作成する。
(イ)生徒一人一人の内面を理解し、一人一人を大切に育てる生徒指導を実践する。
(ウ)基本的な生活習慣を身に付けさせ、問題行動の減少を目指す。
(エ)特別指導の在り方を見直し、自己を見つめ、生き方を考える機会とする。
(オ)全教職員の資質向上を図るための研修会を充実させる。
A 教務内規の見直しを図る。
B 家庭、地域社会や関係諸機関との連携を密にし、学校が主体的に生徒に関わっていく。
C 授業や部活動を充実させるとともに、学校行事・生徒会活動の活性化を図り、魅力ある学校づくりに努める。

6 クリエイティブ21で実施する内容
(1) コミュニティスクール
学校と地域との共生をめざして、工業高校の特徴を生かし、創意工夫をこらした作品を製作し、展示発表するとともに、地域の幼児、園児、児童たちとの交流を図   る。また、児童生徒のための工作教室や生徒・教職員・保護者の共同作業による人形劇・影絵・紙芝居の制作・上演を通じて地域との交流を図る。
(2) キャンパスカウンセラー
専門的な知識と経験を有するキャンパスカウンセラーを配置し、生徒や保護者への教育相談活動の充実を図るとともに、校内の教育相談体制の組織化を図り、いじめや不登校及び生徒の多様化する問題行動等に適切に対応する。
(3) オープンハイスクール
中学生や保護者に積極的に本校の教育活動を公開するとともに、中学生に総合学科の教育内容について理解を深めさせることにより、学校選択の援助をする。
(4) エコスクール事業
工業高校の特色を生かした、環境率先行動計画(ひょうご・エコ・アクションプログラム)の実践を通して学校の省エネ・省資源推進事業及び校内のごみ処理問題の解決に努め、「人と環境にやさしいものづくり」の体験的実践を行い、生徒に天然資源を大切にする心と地球環境の保全に創意工夫する態度を育て、地域に貢献できる学校づくりを目指す。
(5) インターンシップ
2年生の全ての学科においてインターンシップを実施し、望ましい勤労観・職業感の育成を図るとともに、人間としての在り方・生き方に関する教育を推進する。
(6)学校評議員
学校の教育活動について、地域社会や保護者から広く意見を聞き、地域社会からの支援・協力を得て、開かれた学校づくりを推進する。
(7)新たな生徒指導
生徒指導に対する新たな取組として、関係諸機関と連携した研究組織を編成し、生徒への規範意識の醸成、健全な社会性の育成などに努める。