国際理解・国際交流

【各国の代表者とディスカッション】
写真:各国の代表者とディスカッション
 アジア防災センター(ADRC)や国際協力機構(JICA)、国連地域開発センター(UNCRD)が発展途上国の行政官を対象に行う研修を受け入れ、生徒による震災体験の発表、環境防災科の教育活動の説明、グループに分かれての意見交流を行っている。途上国の課題を直接聞くことができ、国際交流のあり方を学ぶことができる。ほかにも、国連防災世界会議のフィールドワークをはじめ、さまざまな機会に多様な国々の方が舞子高校を訪問し、授業を共有している。
 ネパールで学校、地域、行政と共に「地震に強い学校づくり」を行っているNSET-Nepal(NGO)の協力を得て、生徒と教員がカトマンズを訪れ、防災学習とホームステイを核とする交流を行っている。貧しい国で一生懸命に生きる子供たちから、学ぶこと、生きることの大切さを教えられ、「地震に強い学校づくり」から、地域の材料を使い、地域の技術を用い、その技術が世代を超えて持続するような、知恵のある防災を学んでいる。