平成14年度 第7回 卒業証書授与式
日 時 平成14年3月4日(火) 10時開式
場 所 兵庫県立高等養護学校 体育館
式次第 ☆ 卒業生 入場 ☆ 1 開式のことば 2 国歌 斉唱 3 卒業証書 授与 4 学校長 式辞 5 PTA代表 祝辞 6 同窓会長 祝辞 7 来賓紹介・祝電披露 8 送辞 9 答辞 10 校歌 斉唱 11 蛍の光 斉唱 12 閉式のことば ◎ 卒業生保護者代表 謝辞 ◎ 卒業生保護者代表 記念品贈呈 ☆ 卒業生 退場 ☆ |
「第7回生の卒業に思う」 文責: 第3学年 主任 〔学校通信〕より抜粋 世界では、最近いろいろなことが起きそうな雰囲気ですが、高等養護学校でも、この3年間に、週5日制実施や教育課程の改定で英語の授業が 新しく実施されるなどいくつかの変化がありました。生徒達の内面にも変化があったようで、今までの経験では想像できないような悩みをかかえたり 、ちょっと見聞きするだけでは、なかなか判りづらい問題をかかえる生徒もいました。特に、1・2年生の時は指導の仕方に苦慮した日も多くありま した。また、遅刻や保健室利用が大変多く、養護教諭やこの学年以外の先生が7回生の話し相手となったことも懐かしい思い出となりました。しか し、3年生にもなると、最高学年としての自覚も芽生え、1・2年生の時に比べてずいぶん落ち着いてきました。そして、ほとんどの生徒がそれぞれ 悩みを持ちながらも、自分の進路を実現するために努力してきたと思います。生徒も教師もいろいろな面でともに成長したのではないかと今となっ て振り返っています。また、3割程度の生徒達が寄宿舎で生活してきました。入学当初にはホームシックにかかったり、毎週遠方に帰省するのが 大変な生徒もいましたが、無事3年間を終えました。途中入舎する生徒もいましたが、寄宿舎指導員や先輩寄宿舎生の配慮もあり、無事のりきる ことができました。多くの温かい支えがあったことを忘れてはなりません。 体育大会・文化祭・修学旅行など、楽しい思い出がいっぱいできました。 とても人なつっこく優しい生徒ばかりで、こちらが心を癒されるようなことも多々ありました。すばらしい生徒たちだったと思っています。社会に出て も、彼らの良さや素直さがずっと失われないことを願い、また会える日を楽しみにしています。 さて、この不況の中、就職の内定状況は夏ごろまでは大変厳しいものでしたが、なんとか目途がついてきました。職安の方々や進路担当者のご 尽力には頭の下がる思いです。課題を克服するために、特別メニューでトレーニングするなど生徒達もよく頑張りました。 7回生の保護者の方々は、親の同窓会を作ることに決められました。大変すばらしいことだと思います。是非、この会が盛大に続いていくよう願っ ています。 これまで何かとご協力・ご支援いただいた保護者の方々、有り難うございました。これからも力を合わせて頑張ってください。 ![]() |