平成18年度 兵庫県立学校教員の長期社会体験研修を終えて
兵庫県立村岡高等学校 教諭 仲島 義彦
1 研修先
株式会社新日本海新聞社 本社編集制作局報道部
(鳥取市富安2丁目137番地)
2 研修先の概要
鳥取・倉吉・米子に3本社、県内外に9支社支局・
通信部を配置。松江から鳥取県全域、但馬までをカバー
している。資本金2億4千万円、従業員数305人。
報道部で記事を作成中の研修者(上) 制作部で紙面を確認する社員(下)
3 研修期間
平成18年8月1日〜8月31日(1ヶ月間)
4 研修内容
(1)本社記者の指導のもとで、取材、記事作成の研修
@ 報道部警察担当記者の研修。事件・事故を取材。
A 報道部地域担当記者の研修。鳥取市や若桜町など
地域のイベントを取材し、記事を作成した。
B 学芸部記者の研修。地域展覧会を取材、記事作成。
C 報道部教育担当記者の研修。鳥取県教育委員会関
係の委員会や行事などを取材、記事作成。
(2)本社記者の指導のもとで、課題研究
@ テーマ選定:「県立学校裁量予算制度が導入されて」
A 取材活動 :文部科学省、鳥取県教育委員会、鳥取県立高等学校、兵庫県立高等学校など
B 記事作成 :1,500字程度の記事を作成。研修成果発表として本新聞紙上に掲載。
5 研修を終えて
まず、私を快く受け入れ、丁寧に指導してくださった新日本海新聞社に感謝を申し上げたい。
自分が書いた記事が初めて新聞紙上に掲載されたときの感激や、自分でテーマを決めて取り組んだ課題研究の難しさなど、多くの体験ができ、本新聞社での1ヶ月の社会体験研修は、私にとって非常に有意義であった。特に、以下は、これからの業務に活かされるべき事項であり、一生の財産として大切にしたい。
(1)「アンテナを高くする」発想法
新聞は情報が命である。読者の期待に応えるか否かは、より早く情報をつかみ紙面で伝えることができるかどうかにかかっている。その情報の集め方は参考になることが多い。一つの事件が起こると、それに関連があることを次々とリストアップし、即座に取材していくという方法である。それによって、思わぬ情報を得たり、新たな記事が書けたりすることが多い。「アンテナを高くしろ」とよく言われるが、まさしくこのような発想法が必要であると痛感した。
(2)「先を考える」という意識
取材では、その内容を正確に把握することや、質問をしたり、コメントやメッセージを求めたりすることが非常に難しかった。記者はどのような紙面にするかを考えながら取材をするという。それによって、新聞記事の印象はずいぶんと変わっていくという。先を見通して仕事をすることの重要性を再認識させられた。