兵庫県防災教育副読本「明日に生きる」
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復興へ阪神・淡路大震災を語り継ぐい意旧ねつてつだなんささなんふっきゅうなんてつだつづ79ろには、もう夜も明けようとしていました。 ある夜、いつものように水をやっていると、ひ難きました。その人は、水やりの様子をじっと見ていましたが、 しばらくして、「その水はどこからくんできたの?」と聞いてきました。それがきっかけで二人は話をするようになり、気がつくと、わたしは花への思いを熱「わたしも手 こうして、ひ難うになりました。 寒い冬の水やりはたいへんつらい作業です。何度もくじけそうになりながら、みんなの支ことができました。 春になりました。 あの3万をこえる花は、いっせいにさきそろい、登園してくる子どもたちをむかえました。ひ難 わたしは、水をもらった花のようにすがすがしい気持ちになりました。伝っていいかな。」生活を送っている人やボランティアの人も手えによって、水道が復生活を送っている人々にも、心の安らぎをあたえました。をこめて語っていました。するまでの2か月間、水やりを続生活を送っている人が起きて伝ってくれるよける

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