兵庫県防災教育副読本「あすにいきる」
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昔むに大おきな山やくずれがここらはな、あってな読んでみようよ、それから「抜ぬ山や」とよばれるようになったんよ。昔むし「山やが抜ぬけた」っだいじょうぶかな…おばあちゃんがて言いってたなぁ…山やくずれが起おこるかも…かしもっと大おきな山やまが  抜ぬけるぞ!はようにげ〜!1976(昭しょう和わ51)年ねん9月がつ13日にち、台たい風ふう17号ごうのえいきょうで、宍し粟そう市し一いちの宮みや町ちょうはそう雨うりょうが637mmにもなっていました。そのために一いちの宮みや町ちょう福ふく知ち地ち区く、生い栖ぎす地ち区くにまたがる「抜ぬけ山やま」の一いち部ぶが山やまくずれを起おこし、一いっ家か6人にんが生いきうめになりました。そのとき、山さんちょう近ちかくの木きが数すう本ほんたおれました。 そうししまおまけおままか いちのすぐに消しょうぼうだんや住じゅうみんがかけつけて、きゅう出しゅつ作さ業ぎょうを行おこない、3人にんをきゅう出しゅつしました。のこる3人にんのそうさくをひっ死しで行おこなっていました。きゅう出しゅつ作さ業ぎょうを見み守まもっていた地ちいきの人ひとたちは、昔むかしからこの地ち区くにつたわる「抜ぬけ山やま伝でん説せつ」のことが、とても気きになっていました。ちょうみやああっっ!!!!26  ああぶぶなないいににげげろろ!!!!!!宍粟市一宮町に 宍粟市一宮町に 宍粟市一宮町に 宍粟市一宮町に 宍粟に伝わ宍粟に伝わ

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