On the Playground in Ireland and Japan

アイルランドのラムクルーン小学校での子どもたちの遊びを6つ紹介します。 遊びの説明はラムクルーン小学校のホームページから承認を得てとりました。

社小学校の国際交流委員会の子どもたち(5、6年生)がアイルランドの遊びにコメントを つけています。自分たちが休み時間などにする遊びに似ているそうです。

おもしろい情報を寄せて下さったラムクルーン小学校の皆さんに感謝いたします。

アイルランド Ireland 日本 Japan
アイリッシュ・ブルドッグ
(アイルランドのブルドッグ)

何人でも遊べます。 スタートとゴールの線を2本ひきます。1人がオニになり、 スタートとゴールの間に立ちます。他の人たちはスタートの線に 立ちます。オニはだれかの名前をよびます。呼ばれた人はオニに つかまらないようにゴールまで走ります。うまくゴールにつけたら セーフになります。つかまったらその人もオニになります。 2人のオニは大きな声で「アイリッシュ・ブルドッグ!」とさけびます。 そのとたん、残った全員はゴールめざして走らなければなりません。 つかまった人はオニになります。こうしてオニがどんどんふえ、最後に 走る人が1人になるまで続けます。残った人が勝ちです。

日本でやるなら「ジャパニーズ・ブルドッグ」?

おもしろそう。

やってみたい。

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スコッチ

小さなボールが1ついります。みんなで円になります。 ボールを持った人はだれかにそれをぶつけます。 ぶつけられた人は命をうしないます。みんな命を5つもっています。 5回命をうしなった人は、ぬけます。 ボールをひろった人はだれにでもぶつけてよいのですが、ボールが 地面につく前にボールを受けとられると、投げた人が命をうしないます。 ボールを持って走ってはいけません。投げる時に、ほんの少し 動くことはよいです。だれかを傷つけようとしてボールをなげるのは いけません。顔にぶつけるのもいけません。 できるだけ低く投げるようにします。

5回命があるのがいい。

どうしてスコッチというの?

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ネズミとウサギ

2つのチームを作ります。 片方のチームはネズミ、もう片方はウサギです。 それぞれ列を作ります。2列できますね。 しんぱんが、はなれたところに2本線をひき、そこに立ちます。 しんぱんが「ネズミ」と言うと、ネズミチームの人たちは、 ウサギチームの人たちをおいかけます。 ウサギチームはつかまらないようにゴールまでいきます。 しんぱんが「ウサギ」と言うと、その反対です。 最後の人をつかまえたら、そのチームの勝ちです。

ラット(ネズミ)という言葉を覚えました。

これもおもしろそう。

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40-40
(フォーテイ・フォーテイ)

40-40は、おにごっことかくれんぼをまぜたゲームです。 オニは柱やかべの方をむいて目をかくし、40まで数を数えます。 その間、ほかの人たちはかくれます。オニは40まで数えたら、 ほかの人たちをさがしにいきます。だれかをみつけたら急いで 柱に走ってもどり、「40-40、◯◯ちゃんを見つけた!」と 言わなければなりません。オニより先にだれかが柱にさわり 「40-40、みんな解放!」と言うと、つかまった人は解放されます。 次につかまった人が今度はオニになります。

日本の遊び「缶ケリ」とよく似ている。「缶ケリ」では柱の代わりに缶を使います。オニより早く戻って缶を蹴った人が勝ち。

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かげ

おにごっこですが、つかまえる時には、その人のかげの上に立た なければなりません。自分のかげが見えなくなるひかげに行けば セーフです。でもそこには10数える間しか、いることができません。 体を丸くしてかげを小さくすると、つかまりづらくなります。

日本では「かげふみ」と言います。 オニはかげの上に立つのではなく、 かげをふみます。 ふまれた人が負け。

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赤しんごう、赤しんごう、1、2、3

おいかけっこです。スタートとゴールの線をひきます。 1人がオニになり、うしろむきに立ちます。 他の人たちはスタートラインに横1列になります。 オニはうしろをむいたまま「赤しんごう、赤しんごう、1、2、3!」 と言います。その間、他の人たちは走っていいのですが、1、2、3で オニがふりむいた時には、止まらなければなりません。その時、 動いてしまった人はもとの位置にもどります。 だれかがゴールにたどりつくまで、何度かくりかえします。 最初にゴールに着いた人が次にオニになります。

日本の「ダルマさんがころんだ」にそっくりです。 オニは「赤信号赤信号123」の代わりに 「ダルマさんがころんだ」と言います。


交流プロジェクト 加東郡教育ネットワーク