社会人基礎力育成カリキュラム

up2012.1.10

オリエンテーション合宿で

コミュニケーションスキルアップ 講堂学習 新入生は4月10日から12日まで閑谷学校で合宿をしました。
講堂学習 国宝である閑谷学校の講堂において、約30分間正座をして『論語』の一節を朗唱しました。 また、姿勢を正して教授される人の言葉に精神を集中することによって傾聴することの大切さを学びました。講義が終わった後、講堂を全員で拭き掃除をしました。 このことでは学舎を大切にし、常に学習環境を整備していくことの大切さを教えられました。
コミュニケーションスキルアップ 「社会人基礎力育成カリキュラム」の最初のプログラムとして実施しました。 プロの映画俳優や監督をはじめとするスタッフの方々に来ていただき、映画のワンシーンを撮影し、 生徒たちはその中にエキストラとして出演するという設定で展開されました。 一つの作品を作り上げていくときに、いくら存在感のない役柄でも、その役を演じる者が本気でそれに取り組まなければ、臨場感あふれ観る者の心に訴える作品には仕上がらないことを知らされ、社会の中での共生・協力・協働の大切さを学びました。 今後の学校生活で、この合宿で体得したことを実践することを期待しています。
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1分間スピーチ「高校生になった私」

1分間スピーチ 発表会 5月13日(金)、普通科の公共「社会人基礎T」の授業で、一分間スピーチを行いました。
前週に原稿を用意し、ほとんどの生徒が暗唱した上でスピーチをしました。 緊張しながらも、クラスメイトの前で「高校生活にかける想い」を述べました。
 5月27日(金)には各クラスの代表11名が、学年の皆の前で自分の夢や抱負を発表しました。 どの発表も態度、内容ともに大変すばらしく、聴く人たちを引きつけていました。 その後、プリントを使い「伝える力」について、プレゼンテーションの方法などを学習しました。
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社会人基礎力育成研修会

 6月8日(水)本校会議室で環太平洋大学住本克彦教授から、 職員を対象に社会人基礎力の育成について講義してもらいました。 経済産業省が平成18年度に提唱した3つの能力と12の能力要素 を育成すべく大学授業で取り組まれていることを紹介されました。 育成のキーワードは自己評価で、学生に学ぶ前に何のために学ぶのかを考えさせ、 授業の後にどのような能力がついたかを評価させることが重要で、 本校卒業生が授業の準備担当として実践していることなどを紹介されました。 また、カリキュラムの開発のため実施した 「楽しい学校生活を送るためのアンケートQ-U」を活用するポイントについても 触れ、充実した研修会となりました。
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税のしくみを学んだ租税教室

札束  7月6日(水)3時間目に相生税務署、姫路税務署の署員に来ていただいて 1年生を対象に体育館で租税教室を開催しました。 パワーポイントやビデオを使って税の種類から使われ方まで紹介されました。 最初は少し難しい話かなと思っていた生徒も、税の重要性や脱税を扱ったビデオを見て、 市民として税に対する正確な知識をもつことの大切さを知りました。 疑似の札束(1億円)が提示された時には「おっ」と歓声があがり、 初めてみる1億円の札束の量に驚いていました。 夏休みの課題として、今回の講演を参考に税の作文に挑戦します。
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災害救護活動の話を聞いて


角谷課長の講演

高校生ができることをKJ法で検討
 7月13日(水)3時間目に日本赤十字社の角谷早人奉仕課長から 「東日本大震災における日本赤十字社の災害救護活動について」と題して 1時間の話がありました。角谷氏は、3.11の震災に際して、神戸の赤 十字支部で救援に取り組み、岩手県釜石市や山田町を中心に仮設診療所や 巡回診療所を設置し、医師、看護師、薬剤師、カウンセラー等でチームを 組み対応したことを紹介されました。日赤姫路病院から救護に参加したイ ンドネシア人の看護師が避難所で被災者と話している時、 両親を亡くした高校生が気丈にも災害の状況を冷静に話していた途中、 高台に逃げた後に大きな津波がきた場面で「こわかった。こわかった。こわかった。」と3回言って 急に泣き出したことを紹介し、被災者が心に大きな傷を負ったことを話しました。
 講演の後教室に戻り、グループに分かれKJ法でこの災害に際して高校生に何ができるかを話し合いました。 途中角谷氏も各部屋をまわり、高校生から「被災地ではトイレや風呂はどうなっているのですか?」 「食べ物はちゃんと届いているのですか?」などの質問に、 「食べ物は充分あるけれど、同じ種類のものが多く、毎日のメニューがワンパターンになりがちです。 そんな中でも被災者の方々は文句も言わずに食べています。」と答えられました。
 各クラスとも真剣に話し合い、それぞれ模造紙に工夫をこらしてまとめていました。
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消費者教育講座


司法書士 曽理事の講演
説明  12月15日(木)、1年生のLHRの時間に「消費者講座」として 兵庫県司法書士会常任理事の曽喜久夫氏からクレジットカードやローンの しくみについて教えていただき、消費生活にまつわるトラブルを避ける上での 注意点について学びました。
 講演の中で「100万円を1年定期にしても、年利0.5%だと利子が20%の税抜きで4000円だが、 サラ金で年利15%で借りると、毎月1万円ずつ返すと返せるだろうか?」や インターネットに関連して「メールで架空請求があった場合あなたはどうしますか? 1.無視する。2.メールで関係ないと返信する。3.支払う」といった 質問もされ、生徒たちは自分のこととしてどうすればよいのかを考えました。
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薬物乱用防止講演会


岩見卓治所長の講演
ビデオ  1月11日(水)5・6時間目に姫路南少年サポートセンターの岩見卓治所長をお招きし、 1、2年生を対象に薬物乱用防止講演会を開催しました。
 講演の前半は大麻、覚せい剤、シンナー等を使用した時の人体に及ぼす影響と、 その結果どうなるかについての話がありました。 後半は薬物や銃に関するビデオを鑑賞し、薬物に侵された人たちが精神を病み、殺人などの犯罪を起こしている のを見て、生徒たちは改めて薬物の怖さを知り、薬物に関わってはいけないことを強く自覚しました。
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USJでインタビュー


スタッフにインタビュー
 1月17日(火)1年生がキャリア教育の一環として大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行きました。
 事前学習でテーマパークが多種多様な職業人の協働で成り立っていることを学び、 当日は、フィールドワークとしてパークを支えるクルーの人々にインタビューをしました。 「なぜこの仕事に就いたか。どうすればこの仕事に就けるか。そのためには今何をしておくべきなのか。」等 アトラクションを楽しみながらもインタビューを続け、充実したキャリア教育となりました。
インタビュー  インタビュー  インタビュー
 事後学習では、インタビューをもとに自己の将来や進むべき方向についてより真剣に考えること ができました。その後、職業人として自己実現させるためには、「今、何をすべきか」について各自が考え、それぞれが発表し、整理しました。
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