文化祭黒字による寄贈の報告

西宮甲山高校では、文化祭の模擬店の収益を使って、
本校がお世話になっている福祉・保育団体に対して物品の寄贈を行なっています。
また、単に物品を渡すだけではなく、生徒会役員等がボランティアの参加者を募って、
現地に出向いて交流を行なっています。

12月に特別養護老人ホーム「甲寿園」に車イス2台を購入して寄贈してきました。
寄贈は、老人ホームでの行事「もちつき大会」にあわせて行ない、
車イス介助のボランティアをあわせて行なってきました。
もちつき大会には、13名の生徒が参加してくれました。
この行事ではもちつきの他に高齢者を部屋から、
もちつきをする大きいホールに移動する手助け等をしたので、
ちょっとした介護体験にもなりました。


3月に、すぐ近くの交流のある保育園「夙川宝保育園」を訪問しました。
「生徒会で書店に出向いて選んだ絵本」と、
「生徒が作ったオリジナル絵本」を寄贈しました。
生徒会では子供たちと一緒に手話コーラスをし、
JRC部の生徒で寄贈したオリジナル絵本の紙芝居を上演しました。
またボランティアで来てくれた生徒が、
歌のときピアノの伴奏として頑張ってくれました。
絵本をプレゼントしたとき園児はとても喜んでおり、
その後にはみんなで交流もしました。


2月に、聴覚障害者支援の団体「ひょうご聴障ネット」に寄付を行ないました。
本来は物品を贈ることになっているのですが、
生徒会役員が手話講座でろうあの方と親しくなっているので、
そのつながりを大切にしたいということで寄付を認めてもらいました。
普段の手話講座から講師の先生には
聴覚障害者の方をお迎えしているので、とても勉強になります。

このように、文化祭の収益は有効に使われていますので、
甲高生の皆さんはたくさんの黒字が出るように、
模擬店をがんばってほしいと思います。