校訓 克己自立、敬愛協同、日新創造

校長挨拶

 
尼崎稲園高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。校長
の野崎 雅弘(のざき まさひろ)と申します。この春で2年目を迎えます。

本校は1978年、昭和53年にここ尼崎、猪名寺に開校しました。本校の近くに猪名寺廃寺があります。創建時期は飛鳥時代後期の白鳳時代とされ、1577年、天正6年の荒木村重と織田信長の戦乱により焼失し、廃寺になったとされています。また、猪名寺を中心とするこの辺りは百人一首にも詠まれ、「有馬山 猪名の笹原風吹けば いでそよ人を 忘れやはする」これは、紫式部の娘、大弐三位(だいにのさんみ)の句であります。このように、ここ猪名寺は古の文化の香りが漂う由緒ある土地であることがわかります。

さて、本校は平成27年(2015年)の兵庫県の学区改編以降、地域の皆様からの衆目を集める学校となりました。進路面において、昨年度の卒業生は日頃の成果を発揮し、京都大、大阪大、神戸大等の国公立大学に150名近く、また関西の難関私大に多くの生徒が合格し、健闘しました。
 
本校の生徒は、学ぶことに意欲の高い生徒が多くいます。普段の授業の場面だけでなく、部活動や個人の活動に積極的にリーダーシップを発揮し、組織の中心となる資質を持った生徒が数多くおります。本校の教育の柱に「世界のリーダー育成」を掲げていますが、それを具現化する人材が多くいるのは頼もしい限りです。昨年度はキャッチフレーズ「Hop! Step! To the World!」(本校生考案)を掲げ、コロナ禍後の国際交流を再開しました。今年はさらに30年の歴史のある西オーストラリア州姉妹校とも交流を始めます。(生徒の活躍については本校ホームページにある「校長通信」に随時アップしています。ご覧ください)

これからも、地域や保護者の方々からの期待に応え、職員一同頑張って参ります。
どうぞご期待ください。

令和6年4月1日    
兵庫県立尼崎稲園高等学校
校長 野崎 雅弘