学校長挨拶
兵庫県立家島高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
このたび令和7年4月1日付けで第21代校長として着任いたしました井上 新悟と申します。よろしくお願いいたします。
本校は、昭和27年に兵庫県立姫路東高等学校家島分校の定時制課程として開校しました。その後、昭和37年に全日制課程普通科に移行、昭和59年に兵庫県立家島高等学校として独立し、家島諸島の豊かな自然と地域の方々の支えのもと、「地域に根ざし、地域と共に歩む学校」として歴史を刻んできました。
本校では、この素晴らしい環境のもと、校訓「自律 敬愛 創造」の理念に基づいて、高い志や意欲をもち、課題発見・解決能力を備え、地域社会と連携協力しつつ、自己の可能性を切り拓き、 自らの夢を実現できる人材を育成しています。生徒たちは日々の授業、学校行事、部活動、さらに地域密着型のボランティア活動などを通して心身ともに大きく成長しています。
これからの「変化が激しく予測が難しい時代」で求められるのは、自ら考え、挑戦し、周囲と協力しながら道を切り拓く力です。家島高校での学びを通して生徒たちが社会に貢献できる人材へと成長し、自信を持って未来へと羽ばたいていけるよう教職員一同、全力でサポートしてまいります。
さて、このたび本校は、姫路南高等学校と網干高等学校との3校で発展的に統合し、令和7年4月より3校の特色を受け継いだ新しい学校が姫路海稜高等学校として開校しました。一方で、家島高校は、令和9年3月までこの家島の地で教育活動を続けていきます。残り2年間は、これまで培ってきた本校の良き伝統を継承し、保護者や同窓生の皆様、また地域の皆様との連携を一層深め、家島高校にとって最も輝く2年間となるよう教職員一丸となって教育活動に精一杯取り組んでまいります。
今後とも家島高校へのご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和7年4月1日
兵庫県立家島高等学校
校長 井上 新悟