校種:高等学校 | 学年:2年 | 教科名:数学U | 学校名:兵庫県立多可高等学校 | |||||
1 | 単元・教材名:三角関数のグラフ・高校の数学U (数研出版) | |||||||
2 | 指導目標:y=asinx,y=acosxのグラフの理解 | |||||||
3 | 指導計画:図形ソフト「grapes」を用いて、aの値が変化したとき、どのようにグラフと周期が変化するのかを理解させる | |||||||
4 | ICT活用のポイント | |||||||
授業場所 | ◆コンピュータ教室 ◇普通教室 | |||||||
◇その他() | ||||||||
授業形態 | ◇一斉学習 ◇グループ学習 ◆個別学習 ◇補習 | |||||||
ICTを活用する場面 | ◇導入 ◆展開 ◇まとめ ◇その他() | |||||||
ICTを主に活用する者 | ◆教員 ◆児童・生徒 | |||||||
ICTを活用する目的 | ◇課題の提示 ◇動機付け ◆教員の説明資料 ◇繰り返しによる定着 ◇モデルの提示 ◇体験の想起 ◇比較 ◇振り返り ◇その他() | |||||||
授業で利用したICT環境 | ◆コンピュータ ◆プロジェクタ ◆スクリーン ◇電子ホワイトボード ◇インターネット ◇デジタルカメラ ◇実物投影機 ◇デジタルコンテンツ ◇その他() | |||||||
5 | 使用した教材 | |||||||
図形ソフト「grapes」 | ||||||||
6 | 授業の流れ | |||||||
【導入】 | 前回の授業で学習した、y=sinxとy=cosx,y=tanxのグラフを復習する。 @ ワークシートを配布し、y=sinxとy=cosx,y=tanxのグラフを書かせる。 A 「grapes」の利用方法を説明する。 B y=sinxとy=cosx,y=tanxのグラフを表示させ答え合わせをさせる。 ![]() ![]() ![]() |
|||||||
【展開1】 | y=asinxのグラフは、aの値が変化したとき、y=sinxがどのように変化したかを理解させる。 @ 最初にy=2sinxとy=3sinxのグラフを「grapes」で書かせる。 A @で書いたグラフを比較させて、式の数値が1→2→3と変えたとき、グラフがどのように変化しているかを考えさせる B さらに、「grapes」で、y=asinx(aはパラメータ)としてグラフを書かせ、aの値を変化させてグラフがどのように変化するか調べさせる。 ![]() y=asinxの画像 |
|||||||
【展開2】 | y=acosxのグラフも同様に、aの値が変化したとき、グラフがどのように変化するのかを理解させる。 @ 最初にy=2cosxとy=3cosxのグラフを「grapes」で書かせる。 A @で書いたグラフを比較させて、式の数値が1→2→3と変えたとき、グラフがy=asinxと同じ様に変化していることを考えさせる B さらに、「grapes」で、y=acosx(aはパラメータ)としてグラフを書かせ、aの値を変化させてグラフがどのように変化するか調べさせる。 ![]() y=acosxの画像 |
|||||||
【まとめ】 | y=asinxもy=acosxもaの値を2、3と変化させると、グラフはy軸方向に2倍、3倍と拡大していることを確認する。 またグラフを書く際は、90°ごとに点をとり、グラフは滑らかな曲線になることを説明する。 説明をしたあとで問題演習をさせる。 @ グラフの方程式からグラフを書かせる。 A 「grapes」にグラフの方程式を打ち込み、各自解答をさせる。 B 問題演習が早くできてしまった生徒には、y=atanxはどのようなグラフになるかや、次回学習をするy=sinax、y=cosaxがどんなグラフになるか考えさせる。 |
|||||||
7 | 成果と課題 | |||||||
【成果】 ICTを使ったことで、aの値を変化するにつれて、グラフがy軸方向に拡大していく様子が理解させられた。 また、変化が動きとして見ることができたために生徒に興味を持たせることができ、数学が苦手な生徒も楽しんで授業を受けていた。 【課題】 授業を展開するうえで、もう少し「考えさせる」という内容を取り込めばよかった。 生徒によっては、パソコンで表示されたグラフを写しているだけの生徒もいたため、コンテンツの使い方ももう少し考えなければならない。 今後、「わかりやすい」のみならず「考えさせる」ことができる教材開発をしていきたい。 |
||||||||
8 | 関連資料(リンク) | |||||||
◆学習指導案 | ◆ワークシート | ◆デジタルコンテンツ | ||||||
◆URL | ||||||||
|
||||||||
授業でICTを使ってみよう! |