学校名 |
赤穂市立赤穂西小学校 |
教科(科目等) |
算数 |
学年 |
6年 |
単元名 |
かさを調べよう
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指導計画 |
本時 8/9
第一次 直方体・立方体の体積・・・・3時間
第二次 大きな体積・・・・・・・・・・・・・4時間
第三次 体積の求め方の工夫・・・・・2時間
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本時のねらい |
体積の意味及び単位と測定について理解し、立方体や直方体、簡単な複合図形について、体積を求めることができるようにする。 |
活用したICT機器 |
PC プロジェクタ スクリーン 実物投影機 |
コンテンツの準備 |
・前時までの復習用フラッシュ型教材
・L字型の平面図形をプレゼンテーションソフトにて作成 |
授業でのICT活用の目的(意図) |
・解法を児童が説明する際,言葉だけでは伝わりにくく、図や表を用いた場合でも,全員に見せやすく提示することができない。そこで、ICT機器を教室に整備することで,図や表,また自分が説明に必要なものを簡単に全体に提示することができるため,児童が場面によって説明方法を考え,工夫して説明することができると考えた。
・この授業ではさまざまな解法が出てくることをねらいとした。ICT機器を活用することで,短い時間で多くの解法を分かりやすく紹介することができる。また実物投影機のカメラ機能で児童のノートを撮影しておくことで今まで出てきた解法を振り返りながら教師が補充説明をすることができる。 |
ICTを活用した場面及び主な活用方法 |
■導入 □展開 □まとめ
・導入の際、フラッシュ型教材によって前時の復習を行った。
□導入 ■展開 □まとめ
・プレゼンテーションソフトで作成したL字型の平面図形を映し, 面積の複合図形の解法を振り返ったあと,3D回転によりL字型の立体にして,本時で扱うL字型の立体の体積の学習へとつなげた。
・解法を説明する際に教材提示装置で自分の図を写し,児童が指示棒やマーカーを使いながら説明活動を行った。(右写真)
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ICT機器を活用するメリット |
・図や解法手順を提示することで,聞いている人に分かりやすい説明となった。
・ただ問題を解くだけではなく,まわりの人に説明をすることを目標に取り組む習慣が身についた。
・聞き手は集中して聞くことができた。
・相手の考え方がつかみやすいため,「なるほどそういう風にすれば簡単だなぁ」など,子どもが気付いたことをつぶやく姿を多く見ることができた。
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活用のポイント |
・日常的に子どもたちがICT機器を使うことができる環境づくりが大切であると考えた。
・ICT機器は説明するための手段の一つであり,目標は相手に分かりやすく説明することであることから,場面に応じて説明方法を考えることを大切にした。
・授業を構成するにあたり,板書を大切にした。ICTを利用することで視覚的効果は多いが,次の場面になると前のものが消えてしまうので,授業のねらいに向けて効果的に黒板とICTを併用する方法を考えた。
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担当教科等でICT活用授業が効果的であると思われる単元及び指導内容について |
・理科,社会→NHKデジタル教材または学校放送の利用
・社会,総合→PCを用いたポートフォリオ。
・ローマ字→キーボー島アドベンチャーによるタイピング練習。
PCでのローマ字打ちを日常化させることで,ローマ字の定着を図る。 |