学校名 |
県立西宮今津高校 |
教科(科目等) |
国語科(文系古典) |
学年 |
2年 |
単元名 |
今昔物語 |
指導計画 |
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本時のねらい |
鹿のメスを恋し慕い切なく鳴く鹿の声を実際に聞くことで、作品中の鹿の声に託して夫の心変わりを悲しむ妻の心情を詠んだ歌をよりよく理解させるため |
活用したICT機器 |
PC 大画面表示装置(大型テレビ) |
コンテンツの準備 |
インターネット上で見つけた鹿の鳴き声 |
授業でのICT活用の目的(意図) |
音声や映像の資料の活用が出来て、生徒に理解させやすく、資料の提供が容易にできる。 |
ICTを活用した場面及び主な活用方法 |
□導入 ■展開 □まとめ
鹿の鳴き声を聞いたことがない人がほとんどです。そのため、インターネットのサイトを利用して、鳴き声を授業に取り入れました。5種類の鳴き声が紹介され、この本文では「雌をさがす鹿の声」がとてもせつない情感をつたえ、その声をインターネットを使って流すと、臨場感あふれる授業となりました。
授業の中の5分程度ですが、ワンポイントだけでも音声を使うことで、作者の思いが伝わる授業でした。

【国語担当教員より】
今回は、鹿の声を聞くために大画面表示装置を使ったが、昔の人が「あはれ」と感じた鹿の声をきくことで、教材の世界が広がったと思う。
教室で簡単大画面表示装置が使用できるのは、古典の世界へ導くきっかけとなり、有効であったと思います。
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ICT機器を活用するメリット |
HR教室の大画面表示装置を使い、インターネットでページを開いたり、鹿の鳴き声が教室に響くたびに、声があがっていた。難しい古典の作品の臨場感が伝わったようで、生徒から「なるほど」といった声が聞こえてきた。 |