学校名 |
県立芦屋特別支援学校 |
教科(科目等) |
特別活動 |
学年 |
全校生 |
単元名 |
卒業式(体育館) |
指導計画 |
卒業式及び練習 |
本時のねらい |
参加者全員で卒業式を祝う |
活用したICT機器 |
PC プロジェクタ スクリーン |
コンテンツの準備 |
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授業でのICT活用の目的(意図) |
・音声言語の理解が困難な生徒に対して視覚的な支援を行うことによって卒業式の内容を理解させる手立ての一つとする。
・式進行の見通しが立ちにくい生徒に対して、式の進行状況を示すことにより、情緒の安定をはかる。
・今何をしたらよいかを理解させる助けとする。 |
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ICTを活用した場面及び主な活用方法 |
・卒業式の始めから終わりまで、式の内容をシンボルを中心に表示する。
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ICT機器を活用するメリット |
音声言語のみで行われる式辞などのあいさつをただ静かにじっとがまんして座っている時間から、今どんなお話がされているか積極的に式に参加する時間にすることができ在校生も卒業生もみんなで卒業を祝うことができる。
・視覚による理解がより得意な生徒にとって、式の内容をより理解することができる。
・職員にとっては、PIC等のシンボルの効果的な使用を知ることにより、児童生徒のコミュニケーションを指導(AAC(Augmentative and
Alternative Communication): 拡大代替コミュニケーション)する上で参考にすることができる。 |
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活用のポイント |
・式辞などのあいさつは事前にわかったものはPICシンボル等で置き換える。
・事前にわからないあいさつの時は、静かに聞きましょうという表示を行う。
・式進行は、式次第を表示し終わった内容の上に線を引いて示す。
・あいさつの途中や式進行の途中で生徒の様子を見て、「今ここまですすんだから」「おはなしのなかみは、まえにもでているよ」等と適切に声かけをする。
・起立しても見えるように、画面の上半分のみを使用した。 |
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担当教科等でICT活用授業が効果的であると思われる単元及び指導内容について
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・知的障害のある児童生徒に対しては、PICに限らず写真やシンボル、VOCA(Voice Output Communication Aid 音声出力型コミュニケーション装置)といわれる機器など積極的に使用してコミュニケーションをおこなう拡大代替コミュニケーション(AAC)を教育活動全般に取り入れていくべき。
・聴覚よりも視覚から理解する児童生徒がたくさん在籍しているのでPICシンボルなどの手段を授業でつかう。
・時間割など一日の見通しを持たせるときも、シンボルと文字を併用する。 |
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