教育目標
「自主・創造・礼節」の校訓のもと、希望と感動のみなぎる学校を目標に、自然や人と共に生きる豊かなこころを培う。
1. 基礎・基本の徹底と専門教育の充実 2. 伝統文化の継承と国際理解教育の展開 3. 福祉教育とボランティア活動の推進
学校の特色
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生きる事の基本である「衣・食・住」さらに保育、介護に関する学習を中心に、
生活力を高め、「生きる力」を育む教育を推進しています。
被服製作では、浴衣やパーカー、スーツ等を手づくりします。その成果を広く一般に発表する、3年生のファッションショーでは、舞台作りから何から全てが手づくり。3年生には感動と自信を、下級生にはやる気を与えてくれる一大イベントです。 また1年生は浴衣を、体育会までにと必死で仕上げます。全校生が手づくりの浴衣姿で踊る民謡は、体育会の華として地域住民に親しまれています。 | |
はじけてファッションショー | |
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色と柄に個性 | |
調理実習では手づくりの料理屋お菓子が作れます。文化祭のバザーで販売するクッキーやマドレーヌはおいしいと評判で、地域の方々も並んで買い求めてくれます。 | |
お味はいかが? |
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モラルやマナーの低下が嘆かれている昨今ですが、本校では校訓の一つである「礼節」の指導を重視しています。
学校設定科目の「生活教養」の授業で、全校生が、日本の伝統文化<茶道・華道・筝曲>を学びます。形を習得することによって、おのずから心も美しく磨かれていきます。身についた行儀作法や心のゆとりは人生を豊かにしてくれるものです。 | |
藤の棚茶会 | |
来校された方が褒めてくださるのはピカピカの廊下と花いっぱいの校庭。兵庫県で一番きれいな学校だと言うお褒めは、全校生で毎日、廊下や階段まで雑巾がけをしているからこそ。初めはイヤイヤしていた掃除も、時とともに慣れて、身についてきます。そうして学校も心も美しくなっていきます。 | |
花いっぱいの校庭 |
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本校はボランティア活動や福祉の学習を通して、思いやりの心を育んでいます。
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一人暮らしの高齢者との文通や訪問を通した温かい交流が、20年余りも全校生の手で受けつがれています。長く続けてきた地域の清掃奉仕、老人ホーム訪問の他にも、ドイツ平和村への募金、難民救援衣料の収集等、生徒の発意で活動の幅が広がっています。 |
ボランティアって楽しい! | |
訪問介護員養成研修2級課程が履修できます。72時間の実技・実習と58時間の講義は生徒を大きく成長させてくれます。介護される側の視点を持った生徒の思いやりの心は、深く、確かなものです。福祉関係への就職に役立っているのはもちろんです。 | |
感動の訪問介護員実習 | |
校内弁論大会が年2回開催され、生徒は3年間のうちに必ず1回は壇上に立ってスピーチすることになっています。辛い生い立ちを語る生徒、中学校での不登校体験を告白する生徒等、毎回、(よくぞがんばって言えた)と思うような弁論があるのも、心を打ちあけることのできる、それを受け止めてくれる、思いやりのある仲間がいるからなのです。 | |
仲間がいたから |
教育課程の特色
1. | 学校設定科目による伝統文化の体験的学習 「生活教養」(全員履修 4単位)―茶道・華道・筝曲 |
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2. | 訪問介護員養成研修2級課程の実施 「基礎看護」(2年選択 3単位)と長期休業中の実習をあわせて130時間 | |
3. | 「総合的な学習の時間」を通しての生き方の指導 テーマ『ライフサイクル』(2単位 ただし後期に集中実施) 2、3年生を16班に編成し、校外活動11班、校内活動5班で活動 さまざまなライフステージに立つ人々との交流を通して自らの人生を考える |
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4. | 少人数編成のいきとどいた実習指導 家庭科ではほぼ三分の二の科目で少人数指導 | |
5. | 基礎・基本の定着のための習熟度別・少人数指導 1年数学(2単位)の習熟度別指導と英語の少人数指導を組み合わせて実施 |
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6. | 地域の教育力に学ぶ・多彩な特別非常勤講師と講座 調理師、栄養士、和菓子職人、染色家、服飾専門学校講師、理学療法士、 介護士、ケアマネージャー、保健婦、陶芸家、作法教師、踊り師匠等々、 特別非常勤講師時間204時間 |