インパク会場

NO,538(仮題)



CHAPTER3

(えみサイトでお送りいたします)
「あっ!すばるーなにしてるのー?」
とわたしがすばるに手を振った。するとことねが
「バカ!話しちゃだめ!」
「!!?お、おまえは!立芭菜ことね!!?お前もなに昼休みに学校を出ている!!
?」
と鬼頭がどなった。そうか、さっきことねが話すなっていったのは鬼頭がいたからな
のね。
でもなんですばるがいるんだろう。手になにか持ってるし。
「お前ら、何するかわかってるんだろうな?」
「けっ!」
「わかりませーん!!」
ことねはなんだかとてもくやしそう。わたしはもうしかたがないとおもってるけどね。
なんか昼休みに学校から外に出てこの鬼頭に見つかると大変なことになるみたい・・
なんだろう?
こうしてわたしとことねとすばるは鬼頭の車に乗せられて何処かへ連れていかされた

授業に参加できないようだから単位減らされるだろうな・・これが噂の大変なこと?
ううん、まだ何かありそう・・
「なんだよここ!!」
「お前がよく行くレストランの裏だ!ここの雑草を今から19時まで引っこ抜いてろ
「いいの〜授業さぼらせて!つーか19時からここで体育祭の打ち上げすんのよ!! 」
「ちょうどいいだろうが。」
「よくねーよ!!ああ!授業が・・」
「いいからやれ!さぼったら明日の朝までやらせるぞ!いいな!」
と鬼頭はめちゃくちゃなことをいいながら車にのって(たぶん)学校へ帰って行った 。
そうそうことねは結構男勝りな性格なの。さっきみたいな下品っぽい喋りも珍しいこ とじゃない。
「ちっ。なんで見つかったんだ。あの鬼頭。仕事さぼってんじゃないのか?
だいたい生徒を授業に参加させない教師ってそういないぜ。」
「まったくもってその通りね。ざけんじゃないわよ。うさぎ軍団も変なこと交渉しや がって。
そうだ!あいつらの文句いってこよー。」
とことねはがにまたでレストランの裏口へ向かった。わたしもいそいで後を追った。
でもさぼりだよね・・これって。きっとことねはちょっとしかしないだろうから、後
ですばると2人でがんばろ。
このうさぎ食堂はことねのお気に入りのレストラン。弁当がないときはいつもここ。
定員はシェフをのぞくとみんな昔のア○ロみたいなうさぎの服をきている。コスプレ
ってやつかしら。
ことねはその通称うさぎ軍団と仲がいい。常連だから当然かも。
レストランの裏口。なぜか玄関の奥にもドアがある。鍵穴があるから泥棒対策かな?
そしてことねがドアを開いた。休んでいる何人かのうさぎ軍団がいる。
「あら?御用?」
「あらじゃねーよ!なんで雑草ぬきうちの高校にまかすのさ!!?」
「ついさっきたのんだの。あなたの友達から電話が入ってね。どうせ(ことねは)鬼
頭に見つかるからそいつにここの掃除たのんだら?って。」
「あみね・・やってくれるじゃん」
「とっとと済ませちゃえば?すっきりするでしょ?」
「まあね。でもめんどうだわ。やっぱり。」
とそこでうさぎ軍団の目つきが変わった。なんか私達を睨んでる・・?
「あなたたち。踏んだでしょ」
「へ?ああ、あんな結界だれが踏むの!!」
「うしろみてよ」
とわたしとことねはうしろをみた。するとドアのガラス部分からモンスターの顔が・ ・
「あいつ、そう、至上最悪大問題モンスタービッグゴアは封印に相当な時間がかかる 。
封印する理由は倒す方法が発見されていないから。結界は高価で常に品薄。どうして
くれるのよ!!」
「えみあんたでしょう?私じゃないもの」
「あ、あれ?」
わたしはおそるおそるうなずいた。そうすると・・
「ズラかれー!!」
とことねは私の手をぴっぱって強引にドアをあけ玄関にいるビッグゴアを一気に通り
こしレストランをでた。
「・・・びっくりしたー!!でもあいつ倒さないと・・」
「・・・ごめん」
わたしはことねに怒鳴られるの覚悟であやまった。でもことねはいたって普通で
「はあ?ああいいじゃん。それになんかいいじゃん!あいつ倒したら賞状一つじゃ足
りないわよ!超有名人よ!」
「え、いいの?わたしが結界踏んだのに・・」
「そうね。あんたが責任とらなきゃね。だから一緒にあいつ倒そうよ、時間はかかっ
ても大丈夫。どうせあそこの
裏口のドア、バリアはってあるし。まあ外にはでるけど。だいじょうぶなんとかなる
って!!ははは!」
ことねはやさしい。わたしはうれしかった。でも、だいじょうぶかな・・
こうして夕方になった。真っ赤な夕焼けが見える。ここはすこし坂になっているから
景色がきれい。
あれから鬼頭に捕まった人が3人ぐらいやってきた。みんなで雑談をしているときに
なにやら変な音がした。
「なんだあ〜!」
みんなが音のした方を見ると・・男の人が立っていた。夏なのにコートを着ている・ ・
「・・・あれ、ちょっと、まずいんじゃ・・・」
「きたね。フリーラディカル・・」
ことねがにやりと薄笑いして言った。
つづく。


CHAPTER3 END


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