作品設定

舞台は、2499年の日本。とある大都市に母親と2人で暮らす、17歳の少年が主人公。
彼<矢島 修一>と、その母親<矢島 里美>(33歳)は、現在、CG<サイバード・ガンナー>という、危険な職に就いている。このCGと呼ばれる者達の仕事内容は、ただ一つ……CCの駆除。
CC<サイバー・クリーチャー>とは、自我を持つコンピュータ・ウィルスのことを指す。
CGは、30年程前に、コンピュータ内に突如として出現し、今現在もその数は増えている。
コンピュータ・ワクチンが全く効かない彼ら(?)に対し、生まれたのが、CGなのである。

<CGについて>
CCが出現して少し経ったころ、ラーゲット・ディフックという科学者が、一つの発明品を完成させる。
それは、今までのものとは比べものにならない程の力を持つ、コンピュータ・ワクチン<イレイザー>。
このワクチンは、コンピュータの情報を読み取って解析し、その中にある、明らかな異質プログラムを消却する力を持つ。
しかし、それ故、誤って、CC以外の異質プログラム-----例えば、自分自身やその他の人間など-----を消す力も持っている。
その諸刃の剣を用いて、人々が、「CC狩り」を始めたのが、2475年。
いつしかそれが、企業と結び付き、一つの職となり------そして、2482年、CGが誕生したのである。

<CGの動き方>
1 「CC出現」の情報が、CG達の持つ通信機に伝わる。
2 CG達は、近くにあるCGセンター(ビル。日本だけで千以上ある。)に行き、そこで自分達の精神をコンピュータ内へ送り込む(これを「ダイブ」と言う)。
3 CGのマザー・コンピュータからネットを通じ、CCのいるコンピュータに飛び込む!!
4 CCと戦い、駆除。戻って来る。

<CCについて>
発見されてから約30年になる現在でも、CCの出現理由・出現ルート等は、いまだ謎のままである。
ちなみにCCの姿形(ネット上で姿形が表現されるよう、プログラムされている。
そのプログラムの存在しないネットは、無機質な建物がただ並ぶだけ。)は、今の時点で、ほとんど兵器タイプと獣タイプの2種。前者は攻防に優れ、後者はスピードに優れる。

<登場人物相関図> (  )内はCGチーム
ファトル----修一(セイル)-----昔からの付き合い-----フォルトゥス<フォース・0067隊長> <NC>親子 2人をナビゲート  里美(リディア)
NC……ナビゲート・コンピュータの略。1人〜3人に一体が付き、CG達にCCの情報を伝え、彼らをサポートする。
フォース……CGで結成された30人を一師団として統一する、対CCの軍隊。ちなみに修一の父・武史(33歳)が、このフォースに所属していたが、10年前にCCに殺されている。

<CGの装備について>
CGのほとんどが、ピストルタイプの銃を所持している。他には次のようなものがある。
ショットガンタイプ…広範囲攻撃用。
スナイパーライフル…狙撃用。
ノーマルライフルタイプ…連射用。
それぞれに以下の機能が付いている。
シールド…CCの攻撃から身を守る機能。銃身の下側にある可動部分(ショットガンを撃った後でリロードするために引くあの部分)を引きつつ、引き金を引くと、エネルギーが銃口からドーム状に放出され、バリアとなる。一般的には上に向けて撃ち、全方向をバリアで覆う。
チャージ…CCには、個体に応じて防御力に差があり、なかなか撃ち抜けないCCもいる。そのために、攻撃力を上げる機能。銃身の上側の可動部分(ブローバック式のような感じ)を1回引けば、約3秒でエネルギーがチャージされ、攻撃力とシールドのパワーが倍加。やりすぎると暴発するので、3回まで一度にチャージ可能。
頭に付いているヘッドギア(はちまき状)は、NCや仲間からの通信などを受け取るためのもの。サングラス状のモニターを降ろすことができ、そこにCCの位置等が表示される。

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