君と、僕。







君がもうイラナイと言ってくるまで、

         僕は笑い続けよう


君の何かが軽くなるまで、

         僕は笑い続けよう


君が笑ってくれるまで、

         僕は笑い続けよう


君の視界が明るくなったら、

          僕はゆっくり旅立とう


君から怯えが消え去れば、



          僕は笑ってこう言おう





「ばいばい。」





きっと、君は忘れてしまう



          だけど、僕は忘れない





潤んだ瞳に映った僕と、


          死んだ瞳に映った君を





きっと、ずっと忘れない












                    文学作品