次は「水彩画コレクション」のコーナーでございます。

「生命の鼓動」
アクリル画です。
何かパッと思い浮かんだ光景をそのまま描いたものなんですが・・・。
私は自分の考えとか気持ちとかいうものを、絵では比喩的に表現するという
変な癖みたいなものがあり、これもその癖から出来た作品の一つです。
花は親、卵は子供にたとえたのでしょう。自分でもはっきりしません。
ちなみにこの作品のタイトル、「生命の誕生」とギリギリまで迷いました。

「光の戯れ」
透明水彩画です。
これはただ単に「蛍と露の光、描きたいなぁ・・・。」と思って
描いた作品です。久し振りに透明水彩を使ったんですが、失敗の連続。
未だに悔いの残る作品で、時間があれば描き直したいです。
「もっと精進しませう・・・。」と強く思わせてくれた作品ですね。
こんな風景、今では殆ど見なくなってしまったんで残念・・・。

「憧憬」
透明水彩画です。
「もうすぐクリスマスやなぁ・・・。」と、前作「光の戯れ」を描いている時に
ふと頭をかすめ、「あっ、クリスマスツリー描きたい!!」と思い、
次作「発芽」もそっちのけで描いた作品です。珍しく満足してたりします。
幼い頃はこんな光景を信じて憧れを抱いたものです。
大人になるとこんな光景は二度と描けないだろうから、たとえ微かでも
記憶が残っているうちに描くことができて良かったと思えます。

「発芽」
水彩色鉛筆画です。
中学時代に描きたいと思いながら、時間の都合で描けなかったものです。
実はこの絵だけ「昼」の絵だったりします。(あとは殆ど夜)
「種子」というものをよく描いていた時代があり、
おそらくその時に思い浮かんだのでしょう。
ちなみにこの絵は自分の(未知なる)能力の発見・成長をたとえています。