科目名 土木基礎力学2 単位数 2 履修学年 3
使用する教科書・副教材等 実教出版 工業365 土木基礎力学2
学 習 目 標
土木構造物の設計の基礎力学に関する知識と技術を習得する。土木構造物に関して土質力学と水理学の両面から学びを深め、知識と技術を習得する。土木工事の計画、設計、施工などに活用できる能力を習得する。
学 習 方 法
教科書、自作プリントを中心として講義形式の授業をおこなう。単元により小テストを行うことでさらに理解を深める。
学習内容、学習活動、ねらい及び評価のポイント
学期 学習内容(単元名) 学習活動・ねらい 評価のポイント 課題・提出物等
1 4〜6 土質力学の基本
土中の水の流れと毛管現象
土中の水の流れと透水性
毛管現象と土の凍上
土の圧密 圧密現象と圧密試験 
水の流れ 流速と流量 流れの種類
流れの連続性 ベルヌーイの定理
損失水頭 流量測定
具体的な事例から,土質力学の必要性と重要性を学習する。「土質力学」で扱う岩石から土の生成や性質,また,土の状態を調べるための土質試験と土質調査について学習する。
水とわれわれの生活のかかわりあいや,資源としての水の存在や重要性を学習する。また,水理でよく使う基本的な単位について理解させる。 
各学期の考査評価、提出物評価、学習への取り組み状況評価などにより総合的な評価を行う。
   
2 9〜12
   
3 1〜2
   
学習評価の観点別規準と評価方法
評価の観点 知識・理解 関心・意欲・態度 思考・判断 技能・表現
評価規準 実際の土木工事における土質力学の位置づけと土質力学に関連する分野について理解する。建設技術における水理学の諸問題に対して,その活用,応用方法を理解している。
土質力学の学習に意欲的に取り組み,基礎的な知識と技術を習得しようとしている。土木構造物における水の物理的性質や力学的性質に興味を持ち,理解しようとする。
土質力学の位置づけと関連する分野について技術的に判断できる。水理学について基礎的・基本的な知識と技術を活用し,安全かつ適切な構造物をつくるための判断ができる。
土質調査等の関連を把握し,工事などに要求される調査と試験,その結果の判断を行うことができる。水に関する問題に対し,知識を用いて問題解決に向けて創意工夫できる。
評価方法 各学期の考査評価、提出物評価、学習への取り組み状況評価などにより総合的な評価を行う。
学習サポート(担当者からのアドバイス)
・ノート等、忘れ物をしないこと。
・授業の板書をノートに写し、プリントの重要箇所に線を引く。授業への取り組みを重要視します。
・練習問題を必ず解答し、問題の内容を理解する。